出産・子育て支援
札幌医科大学血液内科学教室では,子育てしながら働く医師が仕事と家庭を両立し,自分らしく活躍できる職場環境の実現に積極的に取り組んでいます。病棟では複数主治医制を導入し,チーム医療を基盤として診療にあたっています。タスクシェアによる業務内容の配慮などの工夫により,子育て中の医師が働きやすい環境づくりに注力しています。カンファレンスや抄読会なども平日の日勤帯に行うようにしています。
女性医師にとって,妊娠や出産,育児といったライフイベントは人生の大きな転機の一つです。当教室には,妊娠・出産を経て,子育てをしながら医師としてのキャリアを積んでいる女性医師が何人も所属しており,多様で柔軟な働き方ができる環境が整っています。私自身,一人の母として子供を育てながら,日々仕事に励んでいます。男性医師においても,配偶者の出産や育児のために必要な休暇を取得しやすい環境整備を進めています。
将来の進路を悩んでいる医学生の皆さん,出産後の復職や,仕事と育児の両立に不安を感じている女性医師の皆さん,札幌医科大学血液内科に興味のある方は,是非一度見学にいらしてください。皆さんと一緒に働ける日が来ることを楽しみにしています!
(2009年卒 後藤亜香利)
(2009年卒 後藤亜香利)
女性医師からのメッセージ
伊吹 紗央莉 2013年卒
やりがいを感じながら楽しく働く
血液内科医員の伊吹です。現在大学院生として実験を主にやらせていただいております。私事ながら双子の育児中ですが他の先生に支えられ,現在は一旦諦めかけていた大学院卒業を目指しております。
血液内科は現在医局員が増加中でとても活気があります。カンファレンスでは若手も気後れすることなく発言でき議論も活発であると感じますし,困ったら優しく指導してくれる先輩方にも恵まれております。また女性医師も増え子育てをしながら働く先輩がいることで,育児などの相談もしながら楽しく働くことができていると感じます。
白血病など重篤な病気が多い分野ではありますが,その分やりがいもひとしおです。
私は現在は大学院卒業を目指しておりますが,各々のやりたいことに打ち込める環境かと思います。ご興味がある方は是非見学に来ていただいたり,教室説明会に足を運んでみてください。
血液内科は現在医局員が増加中でとても活気があります。カンファレンスでは若手も気後れすることなく発言でき議論も活発であると感じますし,困ったら優しく指導してくれる先輩方にも恵まれております。また女性医師も増え子育てをしながら働く先輩がいることで,育児などの相談もしながら楽しく働くことができていると感じます。
白血病など重篤な病気が多い分野ではありますが,その分やりがいもひとしおです。
私は現在は大学院卒業を目指しておりますが,各々のやりたいことに打ち込める環境かと思います。ご興味がある方は是非見学に来ていただいたり,教室説明会に足を運んでみてください。
藤田 千紗 2011年卒
自分で選んだ道ならば
昨今,ライフワークバランスという考えが拡がっています。仕事と生活を調和させて,やりがいを持って働き続けること。学生さんや研修医の皆さんにとっては未知なる悩みがつきないことと存じますが,このバランスは男女問わず個々人のライフステージで流動するので,絶対的には決められないものです。妊娠出産や,家庭の事情で仕事の量を調整したい時,研究に重点を置きたい時,専門分野を極めたい時,ライフステージにおいて様々な選択を尊重し合える職場であるように努めていきたいと思っております。私自身も未就学児2人の育児中で,多くの方に支えていただきながら日々充実して仕事をさせていただいています。仕事も育児も大変なことはたくさんありますが,自身で選んだ道だから乗り越えられることもたくさんあります。もちろん,困った時に助けてくれる同僚や上司に恵まれておりますので、皆さんにもその一員となっていただけたらとても嬉しいです。