札幌医科大学附属病院が厚生労働省指定「がんゲノム医療連携病院」に選定されました


 がん患者さんの遺伝子情報を調べて、最適な治療法を選ぶ「がんゲノム医療」が、2018年4月より開始されました。
●がんゲノム医療体制のイメージ
●がんゲノム医療体制のイメージ
 この医療は、中核病院や連携病院でがん組織などの検体を採取し、次世代シーケンサーと呼ばれる解析装置を使って、がんの原因となっている遺伝子変異を特定するものです。その遺伝子変異にあった薬がある場合は、よりよい治療効果が期待できます。

 札幌医科大学附属病院は、厚労省から「がんゲノム医療」が受けられる全国100か所の連携病院に選定されました。
これを受けて、附属病院の「臨床遺伝センター(センター長 遺伝医学 櫻井晃洋 教授)」では、厚労省が選定した中核病院(北海道大学病院)と協力して、4月から条件に合った患者さんにがん遺伝子検査を提供できる体制を整備しました。

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