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平成30年度 新人看護職員対象 研修報告

「フィジカルアセスメントⅠ」

 5月16日(水)・17日(木)に「フィジカルアセスメントⅠ」の研修を行いました。

 講義では、循環器系・呼吸器系・消化器系・神経系のアセスメントに関する基礎的な知識とフィジカルアセスメントの方法(問診・視診・聴診・触診・打診)について学びました。循環器系では動脈の触知や心電図波形の判断、呼吸器系や消化器系では音源を用いた異常音の聴取・判断、神経系では模擬患者映像の視聴後のGCS判定などの演習も行いました。

  • 受講者同士で橈骨動脈の触知と脈拍数の測定を行っています
  • 自分の胸郭の動きも確認しました
  • 模擬患者映像を視聴してGCS判定・・・グループ検討で理解を深めます

 

 演習Aでは正しい技術を習得するため、モデル人形の使用や受講者同士の体験で呼吸器系、消化器系、神経系のフィジカルイグザミネーションを実施しました。

  • 異常呼吸音聴取の演習はモデル人形で
  • 腹部の打診・・・丁寧な指導により正しい手技を習得!
  • 徒手筋力検査も行いました

 

 演習Bでは「ベッドサイドで転倒し臀部を打撲した患者に遭遇した看護師が、患者の身体状態を判断しながら対応する」という看護場面を視聴する演習を行いました。映像を視聴することで看護師の行動を追体験し、グループ検討・講師の解説により緊急性や重症度の判断やアセスメントの視点、必要な看護ケアについて学びました。この演習を通し、多くの受講者が観察の視点や患者の状態判断における思考過程、意図的な情報収集の必要性を学んだと述べていました。

  • 映像の看護師がどのような判断をしているのか、いくつかの場面で区切って考えました
  • グループで話し合ったことを発表して学びを共有し、講師の解説を聞き理解を深めました

 

 11月には「フィジカルアセスメントⅡ」の研修があります。今回の学びを活かして取り組めるような研修を企画しますのでお楽しみに!


「吸引(口腔内・鼻腔内)」「ME機器の取扱いと看護」

 4月25日(水)・26日(木)に「吸引(口腔内・鼻腔内)」「ME機器の取扱いと看護」の研修を行いました。

 「吸引」の講義では、吸引による合併症、観察・アセスメントの重要性、苦痛・不安への配慮などを学びました。演習ではモデル人形に吸引を行いましたが、手技に一生懸命になってしまい、患者の状態の観察や不安を軽減するための声かけを忘れてしまうことがあり、多くの受講者が今後の課題としていました。

 「ME機器の取扱いと看護」の講義では、輸液ポンプ・シリンジポンプの仕組み、使用方法、アラーム対応などを学び、「輸液ポンプを初めて使用する患者」に対して、患者の認知・ADLの状況をどのようにアセスメントし、環境調整や説明が必要なのかグループディスカッションを行いました。演習では、輸液ポンプ、シリンジポンプの手順に従った基本操作とアラーム対応を行いました。手順を一つ一つ確認していても、クレンメの閉め忘れ・開け忘れなどがあり、確認を確実に行うことの必要性を実感しました。

  • 吸引時のカテーテル操作の注意点を話し合っています
  • 演習前に動画で手順・留意点の確認を行います
  • 援助者と共に手順の確認!
  • 手技に集中です。患者さんへの声がけも忘れずに・・・
  • ME機器の取扱いのデモンストレーション風景
  • 「指差し呼称カード」を使用し確認。ヨシ!
  • サイフォニング現象の怖さを実感
  • 演習後は、「輸液ポンプを使用する患者の看護」について話し合っています

 


新規採用時研修

平成30年4月2日、札幌医科大学附属病院は新規採用看護職員69名を迎えました!

  • 緊張感高まる辞令交付式
  • 病院長から直々に辞令を受け取り、社会人としての第一歩を踏み出します
  • 接遇研修では電話対応のロールプレイも行いました
  • 同期との仲間づくり、新人交流会
  • 電子カルテを実際に触りながら、操作方法を学んでいます
  • 手指消毒剤を使用した手洗いは、まず指先を薬液に浸すところから!
  • 水と石鹸による手洗いは、石鹸をしっかり泡立てて優しく洗います
  • 汚れはちゃんと落ちたかな?グリッターバグで確認!
  • 社会人基礎力研修では、7月頃の自分を思い描いて、社会人基礎力の行動目標を考えグループディスカッションをしました。
  • ドキドキ!静脈血採血演習
  • 自分たちの腕で血管の走行や感触を確認しています
  • 制御センターでは、患者さんの生活に関わる空調・暖房設備や電気設備について説明を受けました
  • ゴミ処理施設では、感染性廃棄物の保管・処理について説明を受けました
  • 広い北海道の救急患者さんの搬送に不可欠な屋上ヘリポート
  • 春の陽射しの中、ハイチーズ(*^ ^*)v

 

 4月2日(月)~5日(木)、4月10日(火)の計5日間、新規採用時研修を行いました。辞令交付式に始まり、病院や看護部の理念や安全管理についての他、電子カルテや接遇、採血の演習など、当院の看護職員として必要なオリエンテーションや研修を行いました。

新人バッジ

~新人バッジについて~

新人看護職員は1年間「新人バッジ」を装着します。
これは、新人看護職員が初心者としての自覚を持ち看護に取り組むため、また患者さん・ご家族・他職種へ新人であることを提示するためのものです。
看護職員の名札にこのバッジを見かけた際には、あたたかくご指導いただければと思います。


就職前看護技術研修

平成30年3月27日に、就職前看護技術研修を行いました。

  • 就職前の任意受講にもかかわらず、たくさんの新規採用看護職員が参加してくれました
  • 基本の「き」を思いだそう、バイタルサインズの測定
  • 上腕での血圧測定も復習します
  • 皮膚排泄ケア認定看護師から、排泄ケアについての講義を受けました
  • グループでディスカッションを繰り返し、排泄ケアの看護技術の根拠について学びを深めました
  • ポリ袋を用いて石鹸をふわふわに泡立てます
  • ボディメカニクスを意識して体位交換
  • 安楽や羞恥心についても配慮して実施します

 

 この研修は、平成30年度の新規採用看護職員を対象に、就職前に基本的な看護技術を復習し、また同期の仲間づくりのきっかけにつなげる目的で、例年この時期に開催しています。今年度は「バイタルサインズの測定」「おむつ交換」「陰部ケア」の研修を行いました。

 「バイタルサインズの測定」では、受講者が互いに体温、脈拍、呼吸、血圧を測定し合いながら手順を復習しました。

 「おむつ交換」「陰部ケア」では、排泄ケアが有する特徴やアセスメントのポイント、おむつ使用時の基礎知識、陰部洗浄・おむつ交換の目的・方法について学び、看護技術の根拠や留意点を考えるグループディスカッションも行いました。演習では、モデル人形に対し2種類のおむつを使用して、製品による当て方の違いを確認しながら陰部洗浄とおむつ交換を実施しました。実施と振り返りを繰り返す中で、講義で得た知識と技術がつながっていった様子でした。「理由や根拠を考えながら実施できた」「実際に体験したり、振り返ることで理解を深めることができた」などの声があり、基本的な看護技術の復習やスキルアップにつながったようです。

 

 今回の研修では、各看護大学で実習インストラクターとして活躍する先生に援助者をお願いしました。はじめは緊張した面持ちだった受講者も、先生の支援もあって活発なグループディスカッションや効果的な演習を行うことができました。受講者からは「同期と交流の場が持てて良かった」「就職前に知識、技術を確認でき、不安が軽減した」などという声が多数あり、有意義な研修であったと実感しました。

 

 平成30年度の新人看護職員研修の幕開けとなった一日でした。

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