札幌医科大学 地域拠点と連携によるICT連動型臨床実習

　平成28年7月22日（金）に「地域包括型診療参加臨床実習まとめ講義」を開催し、第4クールの履修学生13名が参加しました。

  診療参加型臨床実習企画・運営委員会委員長の高橋教授、副委員長の白鳥准教授進行のもと、地域包括型診療参加臨床実習のポイントである「医療チームの一員として主体的に診療参加する」「サテライト実習で地域医療のしくみを実感する」等についてどのような事を学び、今後どのように学んだことを活かしていくかディスカッションが行われました。

 学生からは、

・いずれは地域で働きたいと考えているため、総合性と救急対応能力を持つロールモデルとなる先生方にお会いできたことが一番の収穫だった。

・先生は何をしているのか、自分は何を用意するべきか、チームの一員として常に考えなければならない状況で必死に努力することで、自分の成長を実感することができた。

・研修医の先生と一緒に動き、仕事の一部を経験させてもらうことで、自分が研修医として働く姿をイメージすることができた。

・症例発表会では、発表準備を通じて学んだ知識を整理し、発表というアウトプットにより知識の定着をはかることができ、とても良かった。

・4週間を通して患者さんを受け持たせてもらい、毎日のSOAPカルテに記入した。抄読会での発表や、サテライト実習（救急車同乗や訪問看護）などがあり、とても充実した実習だった。

との感想が寄せられました。