神経ブロック
周術期抗凝固療法および低侵襲手術の普及と超音波装置の向上により、超音波ガイド下末梢神経ブロックは近年の麻酔科学領域で目覚ましい発展を遂げた分野の一つです。
神経ブロックは手術後の回復（ERAS）においても推奨されており、術後鎮痛手段として神経ブロックを積極的に活用しています。
また、当教室には複数の日本区域麻酔学会検定試験（J-RACE）合格者、日本区域麻酔学会認定医・指導医が在籍しています。
研修プログラム専攻医は神経ブロックに関する実践的な研修を受けることが可能です。
また、当教室の特色として献体を使用した神経ブロックのワークショップを開催しています。
ワークショップは麻酔科専攻医の神経ブロックのトレーニングに役立つとともに、神経ブロックに関する臨床研究を行うことで区域麻酔に関する新たな知見を得ることを可能としています。