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平成28年度 専門分野におけるレベルアップ研修コース 報告
退院支援・退院調整コース(実践報告会)
平成28年6月の講義から始まった本コースは、平成29年2月8日(水)で最終日となり、退院支援・退院調整の「事例報告」と、自部署の課題解決に向けた「活動計画の実践報告」を行いました。
受講者の皆さんが、各部署で勉強会を開いたり、実践のリーダー的存在になっている様子が伝わってきました。退院支援・退院調整に関する情報の共有方法について、各部署でいろいろ工夫されているのが特徴的でした。
2年目の研修になり、退院支援・退院調整は確実に定着し、実践力が向上したと確信する報告会となりました。
▲ 高橋由美子 退院支援係長の講評を受けました | |
▲ 講義と実習でお世話になりました 「訪問看護ステーションやおき」所長の 池田ひろみさんも参加してくださいました |
▲ 最後に萩原看護部長より 修了証書と修了シールが授与されました |
退院支援・退院調整コース(実習・グループワーク)
7月に訪問看護ステーション実習を行い、10ヶ所の訪問看護ステーションにお世話になりました。
8月24日(水)には、実習で学んだことについて報告会を行いました。
など、一日の同行研修でしたが様々な学びを得ました。 |
同時に、8月24日(水)は、「自部署の退院支援・退院調整のシステム化に向けた活動計画」についてグループワークを行いました。退院支援係(高橋係長、大谷主任看護師、奥山主任看護師)から助言もいただき、今後の実践計画をブラッシュアップしました。
今後は、退院支援・退院調整の実践と、自部署の課題解決に向けた取り組みの期間で、2月に報告会を行います。
退院支援・退院調整コース(講義)
6月14日(火)に、各看護室で退院支援・退院調整の推進役となる看護職員を対象に「退院支援・退院調整コース」がスタートしました。
昨年度に引き続き今年度も開催となった本研修ですが、昨年度は受講者の方々の各部署における活躍が目覚ましく、退院支援係への調整依頼件数や介護支援専門員との連携件数が大幅に増加しました。2年目となる今年度はどのような成果が見られるでしょうか。
本研修は期間が長く、6月は講義、7月は訪問看護ステーション実習、8月は自部署の活動計画を立案し、さらに事例の実践、2月の報告会で終了となります。
講義1 | 「看護の動向」 講師:萩原 直美 看護部長 |
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講義2 | 「当院の退院支援・退院調整の現状と課題」 講師:高橋 由美子 副センター長兼退院支援係長(医療連携センター) |
講義3 | 「退院支援・退院調整のプロセスと診療報酬」 講師:高橋 由美子 副センター長兼退院支援係長(医療連携センター) 大谷 知寿 主任看護師(医療連携センター 退院支援係) |
講義4 | 「在宅ケアに活用できる社会福祉サービス~事例の適応を中心に~」 講師:奥山 亜由子 主任看護師(医療連携センター 退院支援係) |
講義5 | 「訪問看護サービスの仕組みと実際」 講師:池田 ひろみ 先生 (新さっぽろ脳神経外科病院 訪問看護ステーションやおき 所長) |
今回は、退院支援・退院調整の意義を理解し必要な知識を習得すること、訪問看護サービスの仕組みと実際について理解することを目標に講義が行われました。2025年を目前に控え在宅医療を充実していくために、退院支援のさらなる推進が求められている現在、当院の退院支援・退院調整の質もさらに向上していかなければなりません。そのために、私たち急性期病院の看護職が求められていることについて考えさせられる1日となりました。
▲ 萩原直美 看護部長 | ▲ 医療連携センター 高橋由美子 副センター長 |
▲ 医療連携センター 大谷知寿 主任看護師 |
▲ 医療連携センター 奥山亜由子 主任看護師 |
▲ 訪問看護ステーションやおき 池田ひろみ 所長 |
▲ 連携について考えるグループワークも行いました |
7月は市内の10訪問看護ステーションにご協力いただき、訪問看護ステーション実習を行います。訪問看護師の活動に同行し、療養者さんの暮らしに密着した看護を実際に見ることができる貴重な機会です。報告を楽しみにしています!