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2019年度 専門分野におけるレベルアップ研修コース 報告
認知症看護コース
8月21日(水)・22日(木)に今年度1回目の認知症看護コースが開催され、院内19名・他施設5名の計24名が受講しました。
講義では、実際の現場に即した事例を交えながら、患者の気持ちの理解や看護倫理、コミュニケーションの工夫、せん妄との違いや安全・安楽な環境作りなど、認知症看護に必要とされる基礎知識や具体的なケア方法を学びました。事例検討では、講義内容を活かし、認知症の入院患者の模擬事例についてアセスメントし具体的なケアを考えて解説を受けることで、さらに理解を深めることができました。
受講生からは、「具体的な事例を用いて説明を受けることでわかりやすかった」「せん妄や認知症について曖昧だったことが理解できた」「認知症看護について自部署に浸透させたい」との声が聞かれました。
高齢の入院患者が増加している中、本研修での学びを実践することで認知症看護の質が向上し、患者がより安全・安楽に治療を継続できる環境が整備されることを期待しています。
▲神経内科学講座 松村晃寛 講師 | ▲髙橋文香 認知症看護認定看護師 |
▲川村聡美 認知症看護認定看護師 | ▲小沢淑子 認知症看護認定看護師 |
▲事例検討では、模擬事例について話し合った内容を発表し、講師より解説を受けました |