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平成28年度 役割別研修プログラム 研修報告
「副看護師長研修」第1回目終了報告
平成28年10月5日、質の高い医療・看護を提供できる人材を育成するため人的資源管理の能力を高めることを目的に、副看護師長研修を開催しました。
講話 | 萩原直美看護部長 |
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講義・演習 | 三井洋子先生(株式会社Dream Seed代表) 「キャリア開発の考え方」「対人関係理解」 |
最初に、萩原看護部長より、副看護師長には看護職の人材育成の要として期待しているという講話をいただきました。
次に、三井洋子先生より「キャリア開発とマネジメント~人格適応論を活用してコミュニケーションをはかる」をテーマに講義をしていただきました。
講義と演習を交えながら進み、演習では相手の話を聴くという基本的な対人関係のスキルを学び、また、頷きながら聴き「こういうことですね・・」と伝え返しすると、話がさらに深まるという体験ができました。人格適応論の6つのタイプについては、シートを用いて自分のタイプについて検討しました。「タイプ別見分け方」や「タイプ別ストレス反応」、相手に伝わる「コミュニケーションドア」について学び、相手のタイプを考えながら効果的なアプローチをすることについて理解することができたと思います。
最後に、「ほんものの感情と代理感情」について、副看護師長の役割を遂行していくうえで、感情をコントロールしていく必要があり、ため込まないでほんものの感情を消化していくことが重要であるという講義をしていただきました。
今回学んだことをスタッフ指導など実践場面において活用し、来年2月24日には報告会を行います。実践を通しての学びを共有し、有意義な研修になることを期待しています。