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全看護職員対象 研修報告
在宅療養支援事例検討会
2019年10月~12月に、全看護職員を対象とした在宅療養支援の事例検討会を3回行いました。受講者は延べ79名でした。
テーマ | 事例提供 | |
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10月 | 脳腫瘍の後療法で短期入院を繰り返す介護者が男性の場合の在宅療養支援 | 北8階病棟・退院支援係 |
11月 | 超長期入院患者の在宅療養支援~Aさんと医大病院の7258日~ | 西5階病棟・退院支援係 |
12月 | 発症間もないALS患者の在宅療養支援 ~暮らしたい場所で暮らし続けるための意思決定を支える~ |
中央3階病棟・退院支援係 |
どの事例も退院困難事例で、患者・家族の意向に沿って多職種が目標を共有し連携したからこそ退院できた事例でした。
グループディスカッションや全体会を通して、受講者は日々行っている支援と関連付けて考え学びを深めました。
今後は、在宅療養支援において「入院時から退院を見据えて関わること」「早期の意思決定支援」「多職種カンファレンス」「退院支援係との連携」などが課題に挙げられていました。
事例検討会の継続を望む声が多かったため、次年度も事例検討会は継続する予定です。
▲10月事例提供 退院支援係 高橋副センター長(左) 北8階病棟 原田看護師(右) |
▲11月事例提供 退院支援係 佐賀主任社会福祉士(左) 西5階病棟 干場副看護師長(右) |
▲12月事例提供 退院支援係 不破主任看護師(右) 中央3階病棟 大谷看護師(左) |
▲グループディスカッションの様子 |