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中堅看護職員対象 研修報告
平成28年度 第4回 キャリア a・re・ko・re 交流会
~災害時派遣医療チーム(DMAT)で活躍している看護職との交流~
平成28年11月22日(火)に、今年度初めてとなる交流会を開催しました。今回は「災害時派遣医療チーム(DMAT)で活躍している看護職との交流」と題し、同日に行われた看護部主催「ダンボの会」での当院DMATの熊本震災活動報告に引き続き実施しました。19名の看護職員の他、災害看護に興味を持つ保健医療学部看護学科の学生さんも2名参加しました。
DMATの一員である高度救命救急センター看護室の高橋佳子看護師より、DMAT隊員になるまでの道のりとしてご自身がDMATを目指したきっかけやスキルアップのための取り組み、資格取得後の活動内容などについてお話をいただきました。
熊本震災にて活動した経験から、「災害の現場には様々な健康レベルの被災者がいるため、救急看護の知識のみならずあらゆる分野の知識・技術が必要であり、それまでの看護の経験全てが災害時に発揮できる」「DMATは招集されてすぐにチームとして機能しなければならないため、コミュニケーションスキルを磨くことが大切である」と話されていたのが印象的でした。
参加者のアンケートでは「ずっとDMATとして働きたいと思っており、実際の活動報告や隊員になるまでの道のりなどを聞けて良かった」「話を聞くことで今後のモチベーションにつながり、DMATになりたい気持ちが高まった」という感想が聞かれ、キャリアを考える上での参考になっていました。
次回の交流会は平成29年2月に開催予定です。お楽しみに!
▲ 左が高橋佳子看護師、右は高度救命救急センター看護室の多田久美子主任看護師 多田主任看護師もDMAT隊員で、「ダンボの会」で熊本震災での活動報告をしてくださいました |