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実習教育協議会(平成29年度)
実習環境・実習指導体制の改善と充実を図ります。
第2回 実習指導連絡会議
平成30年2月26日(月)14:30~15:30
参加者:実習指導者15名、看護学科教員11名、その他7名
今年度の第2回目となる実習指導連絡会議は、「実習指導マニュアルおよび実習準備のための資料活用状況の共有」というテーマで開催されました。
はじめに梅田聖子副部長より、実習指導者の「実習指導マニュアルの活用状況」と今後の活用促進計画について報告がありました。次に看護学科正岡経子教授より、学生の「実習準備のための資料の活用状況」について報告がありました。
その後、実習指導者と教員が混成した実習領域毎のグループに分かれ、「実習指導マニュアル」「実習準備のための資料」に関する改善点等についての意見交換を行いました。
参加者からは「マニュアルの活用へのヒントを得ることができたので、病棟の実習指導者へ伝達していきたい」「病院側・大学側の状況や課題を共有でき、今後の方向性が明確になった」などの声が聞かれ、病院側・大学側双方の状況の理解が深まり、「実習指導マニュアル」および「実習準備のための資料」に関する課題や今後の方向性が見出せた様子が窺われました。
第1回 実習指導連絡会議
平成29年7月6日(木)14:30~15:30
参加者:実習指導者21名、看護学科教員13名、その他6名
今年度の第1回目となる実習指導連絡会議が開催されました。
はじめに梅田聖子副部長より、昨年度に実施した実習指導マニュアル改訂に向けたアンケート結果について報告がありました。看護学科で作成した「看護技術学習ノート」や厚労省から提示されている「看護師教育の技術項目と卒業時の到達度」についての認知度や実習指導への活用状況、実習において各科で経験できる看護技術項目が示されました。
次に看護学科佐藤公美子准教授より、学生の看護技術到達度の実態について報告がありました。学生の看護技術の到達度には「経験の有無」が影響しており、卒業時の学生の看護実践能力を向上させるためには、受け持ち患者だけではなくそれ以外の患者へも実践経験ができる機会を設けることが望まれること、またそのためには病院側と大学側のさらなる協同が期待されることが説明されました。
その後、実習指導者と教員が混成した領域毎のグループに分かれ、学生に求める事前学習内容についての意見交換を行いました。
参加者からは「事前学習について、学生から見てどうかという視点で考えることが大切だと再認識した」「学生に技術をどう経験させていくか、看護室で検討したい」「実習指導者と教員が同じ意識をもって実習指導に関わっていることがわかり良かった」などの声が聞かれ、本会議が相互理解の場となり、今後の実習指導への示唆につながったことが窺われました。