育児中の看護師対象
平成27年2月開催
「ママフレンズ」-育児休業中ママと先輩ママとの交流会- 開催報告
2月4日(水)に、今年度2回目となる育児休業中のママと先輩ママとの交流会「ママフレンズ」を行いました。
育児休業中の看護職員5名と、その子どもたちも一緒に参加してくださいました。
目的 | 育児休業取得中で今後職場復帰予定の看護職員と、育児と仕事を両立している看護職員との情報交換を行い、円滑な職場復帰を促し、キャリア継続を支援する。 |
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対象 | 育児休業取得中の看護職員のうち、希望者5名(子どもも一緒に参加) |
日時 | 平成27年2月4日(水)14:00~15:00 |
第1部:母性看護学教員の講話『働きながら母乳育児を続けるコツ』
保健医療学部看護学科看護学第二講座正岡准教授を迎え、ご自身の経験もふまえた、「働きながら母乳育児を続けるコツ」をお話いただきました。
職場復帰にあたり、選択肢は卒乳だけではないということ、でも働きながら母乳育児を継続するには母親の努力だけではなく、家族や保育所、職場の協力が不可欠であるということがわかりました。
第2部:先輩ママの体験談「私の子育てと仕事の両立」
育児休業から復帰して、子育てと仕事の両立を頑張っている先輩ママの塙さんを迎え、ご自身の体験談をお話していただきました。
育児休業中に感じていた職場復帰に対する不安や、復帰してからの生活、新しい職場環境へ慣れていった過程、実際に復帰しての想いなどが話されました。
第3部:グループトーク
グループトークでは様々な情報交換が行われました。復帰してからの母乳育児、復帰後のタイムマネジメントや時間外労働に対するジレンマ、育児時間の看護職員に対する職場風土の変化、保育所入所に関する事情などの話題が挙がっていました。話は尽きず、あっという間に時間となってしまいました。
交流会終了後のアンケートでは、「育休ママがそれぞれ悩みを抱えながら過ごしていることが実感できた」「復帰前に少し心構えができて良かった」という感想をいただきました。今回の交流会が、少しでも職場復帰のイメージ化を図ることや、育児と仕事の調和に対する不安の緩和につながればと思います。
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看護キャリア支援センターは、育児休業から職場復帰する看護職員の皆さんが、少しでもスムーズに職場復帰でき、元気に働き続けていけるよう、来年度に向けて企画を練っていきます!