「医学生・研修医のための日本内科学会ことはじめ2019」において、本学医学部6年生4名が演題発表を行い、2名が「優秀演題賞」を受賞

画像スライド集

受賞の様子
授賞式の様子(左:淺井政貴さん、右:高井駿さん)
受賞の様子
発表を終えて(左より 三橋助教、仲瀬教授、松本さん、関口さん、淺井さん、高井さん、山下講師、石上助教、本谷助教)
 2019年4月27日(土)に愛知県名古屋市で開催された、第116回日本内科学会総会「医学生・研修医のための日本内科学会ことはじめ2019」において、本学医学部6年生の淺井政貴さん、関口柚史さん、高井駿さん、松本漱介さん(五十音順)の4名が演題発表を行いました。
 また、淺井政貴さん、高井駿さんの発表演題は、日本内科学会から「優秀演題賞」として選定されました。本賞は、医学生・研修医セッションの演題466題のうち、優秀な発表として選出・表彰されたものです。

 演題名:「当初潰瘍性大腸炎と診断されたMEFV遺伝子関連腸炎の一例」
 発表者:淺井 政貴(札幌医科大学 医学部6年)

 演題名:「ダニアレルギーの関与が疑われた好酸球性胆管炎の一例」
 発表者:高井 駿(札幌医科大学 医学部6年)

<消化器内科学講座 仲瀬教授からのコメント>
 惜しくも受賞を逃した関口 柚史さん、松本 漱介さんも含めて、4名とも毎日の病棟実習の合間を縫って発表準備を行い、先輩研修医に交じって堂々とした発表・質疑応答でした。
 今回の演題466題のうち医学生の受賞はわずか14題であり、そのうち2題が当科からの発表、さらに当科では2017年、2018年も発表指導を行った学生が同賞を受賞しており、今回で3年連続の医学生の受賞という快挙となりました。
 今後も熱意のある学生・研修医には可能な限りの指導やサポートをしていきたいと思います。4名の学生さんの今後さらなる活躍に期待しています。

<淺井 政貴さんのコメント>
 この度名古屋で行われた”日本内科学会ことはじめ2019”に参加し症例報告をさせていただきましたので報告いたします。
 当初潰瘍性大腸炎と診断された家族性地中海熱の症例を報告させていただき、IBDUの中に家族性地中海熱が内在している可能性について発表させていただきました。
 最初は発表日が近づくにつれて緊張感が増すばかりでしたが、当日は勉強してきたことを自分なりに出し切れればと気持ちを切り替え、落ち着いて発表をすることができました。
 初めてのポスター発表は非常に新鮮で、周りの先生方の発表を聞くのは良い刺激となりました。今回の発表を通して日々の勉強の大切さを実感し、知識を常にアップデートしていくことで患者さんに還元できる医師になれればと思いました。
 この度は貴重な機会を与えてくださった仲瀬教授、一からご指導いただいた三橋先生、懇切丁寧に学生の対応をしていただいた石上先生、予行演習などでご指導いただいた消化器内科の先生方に心より感謝申し上げます。

<高井 駿さんのコメント>
 この度は、医学生・研修医の「日本内科学会ことはじめ2019名古屋」にてポスター発表をさせていただき、優秀演題賞を受賞することができました。
 学会発表をさせていただくのは、今回が初めての経験であり、不安だらけの状態でのスタートでしたが、先生方の丁寧なご指導のおかげで、何とか発表を成功させることができました。
 学生の立場でありながらこのような発表をさせていただく機会をいただき、とても貴重な経験となりました。この経験をしっかりとこれからに生かしていきたいと思います。
 最後になりますが、ご指導いただいた仲瀬教授、本谷先生をはじめ消化器内科学講座の先生方に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。


発行日:

情報発信元
  • 医学部消化器内科学講座