当院肝疾患センター主催 市民公開講座in小樽「今、みんなに知ってほしい!肝臓の病気」を開催しました【11月22日(木)開催】

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市民公開講座in小樽「今、みんなに知ってほしい!肝臓の病気」
市民公開講座in小樽「今、みんなに知ってほしい!肝臓の病気」
座長 済生会小樽病院 内科・消化器内科 明石 浩史 先生
座長 済生会小樽病院 内科・消化器内科 明石 浩史 先生
肝疾患センター 佐々木 茂 センター長(消化器内科学講座)
肝疾患センター 佐々木 茂 センター長(消化器内科学講座)
肝疾患センター 阿久津 典之 副センター長(消化器内科学講座)
肝疾患センター 阿久津 典之 副センター長(消化器内科学講座)
質疑応答の様子
質疑応答の様子
市民公開講座の様子
市民公開講座の様子
平成30年11月22日(木)、当院肝疾患センター主催による、市民公開講座in小樽「今、みんなに知ってほしい!肝臓の病気」を開催しました。
(場所:小樽経済センター)

今年度4回目の開催となった今回の講座は、雪が降り積もる中、35名の小樽市及び周辺地域の皆さんに参加いただきました。

済生会小樽病院 内科・消化器内科 明石 浩史先生を座長に、まず「ウイルス性肝炎の最新治療」と題して、センター長の佐々木 茂先生が、健康診断や病院受診時の血液検査結果で気をつけて見るべき数値についてわかりやすく講演しました。
続いて「飲まない人こそ要注意!脂肪肝」と題して、副センター長の阿久津 典之先生が、脂肪肝は、ウイルス性肝炎と違い特効薬がないことや、食事や運動など日常生活の留意点について講演しました。

参加者の中には、「随分前に家族が肝炎との診断を受けたが、自覚症状のないまま過ごしてきたため、病院受診をするか迷っていた」という方が、講師からの丁寧な説明を受け、受診に前向きになるという場面もありました。
また、肝炎ウイルス検査が初回無料だということを、初めて知ったという方もおり、本講座の目的を十分達成することができました。(注1)

今年度予定していた市民公開講座は、今回が最後となりました。
肝疾患センターでは、来年度も、北海道各地においてウイルス検査の受診(一生に一度は受診してください)及び治療の最新情報を含めた啓蒙活動に取り組む予定です。

※注1:北海道では、原則として過去に肝炎ウイルス検査を受けたことのない方を対象に、無料で肝炎ウイルス検査を行っています。自治体ごとに、検査日時や検査場所が異なりますので、まずは、お住まいの地域の保健所(札幌市は保健センター)へお問い合わせください。

発行日:

情報発信元
  • 附属病院 肝疾患センター