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中学生メディカルセミナー

中学生メディカルセミナーを開催しました【7月27日開催】

 平成27年7月27日(月)、北海道新聞社 道新ぶんぶんクラブとの共催により、「中学生メディカルセミナー」を開催しました。
 本セミナーは、北海道新聞社との連携協定事業「健やか北海道プロジェクト」の一環として、広く道内の中学生たちに、医師や看護師等の医療職に対する興味を抱く機会を提供するために、本学医療人育成センター教育開発研究部門を中心に、医学部整形外科学講座、救急医学講座、泌尿器科学講座、保健医療学部看護学科の先生方の協力を得て開催しました。当日は、応募者の中から抽選で選ばれた、札幌や小樽、旭川をはじめ、釧路市、北斗市、湧別町、登別市など、道内各地域から、中学生39人が参加しました。

 当日は、セミナーの開講にあたり、本学島本学長・道新ぶんぶんクラブ事務局小岩部長より挨拶があり、「今日は実際に医師や看護師の仕事を体験し、どんな医療や教育が行われているのかを知ってもらい、皆さんに医療職への興味を持ってほしい。」との挨拶がありました。
 中学生は、5つのグループに分かれて、それぞれ、3つのプログラムを体験しました。
 Aブースの気管支鏡シュミレーターと血圧測定の体験では、今回、医療機器・医学教育機器を取り扱っている㈱日本ライトサービス様より、当日、気管支鏡シミュレーターのご提供を賜り、最新の「ORSIM 気管支鏡トレーニング シミュレーター」を使って、映像を見ながら、スコープを経口から肺の中まで入れる基本操作を学びました。中学生らは、先生方より操作のコツなどをチェックを受けながら、うまく操作できると歓声を上げながら一人ひとり体験しました。
 また、血圧測定では、本物の聴診器を使い、ドクターのトレーニングに用いられる、リアルな血圧測定シミュレーターを用いて血圧の測定方法を学びました。参加者から、より実践的に指導いただき、シミュレーターなどを使ってとても分かりやすかった等の感想がありました。
 Bブースの血管吻合観察・人工皮膚の縫合とギプス巻き実習では、鶏の手羽先を用いて直径1~2mm程度の血管を実際の手術で用いる手術用顕微鏡と手術器具を用いて吻合しているところを見学し、人工皮膚パッドを用いた縫合体験では外科用のはさみや、針の持ち方などをレクチャーを受けながら体験しました。ギプス巻き実習では、ギプスを巻く人、巻かれる人になって、お互いにギプス巻き実習を体験しました。
 Cブースの手術支援ロボットダヴィンチのトレーニングマシーン体験では、最初に、鉗子の使い方、カメラの動かし方を練習し、その後、バーチャル3D映像を見ながらロボットのコントローラーを動かして血管を縫うトレーニングを行いました。参加者から3D画像を見ながら手術する感覚が、とても難しかった等の感想がありました。
 Dブースの、心肺蘇生と自動体外式除細動器(AED)実習では、AEDを用いたBLS(一次救命処置)について、救急の先生方から心臓マッサージや人工呼吸の方法をレクチャーしてもらいました。参加者は真剣な表情で、グループで協力しながら一連の救命法を学び、AEDを日常生活の中で使えるようになってよかった。もし人が倒れていたりしても、あせらずに教えてもらったことを生かしたい、などの感想がありました。
 Eブースの患者さんの食事援助体験と紫外線チェッカーを使った手洗い体験では、洗い残しの少ない衛生的な手洗いや、患者と介護者役に分かれて、食事の介助を体験しました。また、治療のために、食事に制限のある方の補助食品を、実際に試食しました。
 参加者からは、食事の介護を体験した時、食べさせる側も食べる側もむずかしいことが分かった等の感想がありました。

 セミナー終了後は、島本和明学長から、参加者全員に、セミナー修了証と、札幌医科大学の大学グッズの記念品を手渡され、本セミナーに参加した中学生からは、「今まで将来の夢は具体的に決まっていなかったが、医療関係の仕事にも興味がわいた。」、「緊張したけど、先生がていねいに教えてくれたのでできるようになった。内容が楽しく分かりやすいと思った。」、「最新の医療の機械やとても細かい技を見てとてもすごいと思った。将来医師になりたいので、今日学んだことを生かしたいと思った。」などの感想がありました。

  • 発行日:2015年08月27日