【ネパール地震における国際貢献活動】JICA国際緊急援助隊救助チームの一員である本学医学部救急医学講座兼高度救命救急センター 沢本圭悟助教が、現地での救助活動を終え帰国

【ネパール地震における国際貢献活動】JICA国際緊急援助隊救助チームの一員である本学医学部救急医学講座兼高度救命救急センター 沢本圭悟助教が、現地での救助活動を終え帰国しました

画像スライド集

写真1
クリシュナマンディール寺院における捜索活動の様子
写真2
クリシュナマンディール寺院において捜索活動を見つめる沢本隊員(右端赤いジャケット着用)
写真3
サク—における捜索活動の様子
 4月25日(土)に、ネパール連邦民主共和国で発生したマグニチュード7.8の大地震により、首都カトマンズを含む広い範囲で甚大な被害が生じました。
 ネパール政府からの要請に基づき、日本政府は4月26日にJICA国際緊急援助隊救助チームを派遣し、本学医学部救急医学講座兼高度救命救急センター 沢本圭悟助教が救助チーム医療班隊員として帯同し、現地での救助活動を行い、5月4日に任務を終えて無事帰国しました。

○JICA国際緊急援助隊救助チームについて
 JICAの国際緊急援助隊救助チームは、災害発生後、迅速に、被災地での被災者の捜索、発見、救出、応急処置、安全な場所への移送を主な任務としています。チームは、外務省、警察庁、消防庁、海上保安庁、JICAに登録している医師、看護師等からなる医療班、構造評価専門家、そしてJICAの業務調整員で構成され、政府の派遣決定後、迅速に日本を出発し現地で活動を行うことを任務としています。

○ 救助チームの活動の様子
 国際緊急援助隊救助チームは4月28日に現地入りした後、地元の軍や警察を支援する形で救助活動を開始、世界遺産にも登録されているカトマンズ市内の旧王宮(ハマヌン・ドカ)近辺のクリシュナマンディール寺院で懸命の捜索救助活動を実施しました。活動中、1名の要救助者を発見しましたが、その後、死亡が確認されました。地元の軍とも協議し、30日、この地区での捜索活動を終了しました。
 30日以降、日本の救助チームはカトマンズから北東約10kmのサクーが活動地として割り当てられ、救助犬も導入して懸命な捜索活動を実施しました。

※詳しくは、JICAホームページ
「ネパール連邦民主共和国における地震被害に対する国際緊急援助隊(活動報告1)」のサイトをご覧ください。

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情報発信元
  • 経営企画課企画広報係