Severe respiratory failure ・ ECMO
「札幌医科大学高度救命救急センターは、北海道における呼吸不全症例の最後の砦」としての役割を果たしたいと考えております。重症呼吸不全症例において、ECMO導入が必要かどうかの判断も含め、以下のような重症呼吸不全の患者様がおりましたら早めにご相談頂けたら幸いです。ECMO Carにてスタッフと共にお迎えに参ります。
また、重症呼吸不全に限らず、人工呼吸器、IABP、Impellaなどの高度な医療機器を使用中の患者様の転院もECMO Carで安全に搬送できますので、ご依頼頂けたら幸いです。
【当院へ連絡していただく目安】
【ECMOの適応外】
【連絡先】
011-611-2111 札幌医科大学高度救命救急センター
ご相談時間:9:00-17:00
患者様情報入力アドレス
医師用:https://forms.gle/AiaxGxKAVUiGuSXq6
【ECMO Carの運用時間】
平日:9:00-17:00
札幌市、周辺地域は、午前中に連絡があれば当日にECMO Carでお迎えに伺います。
その他の管内は、依頼当日に車両を移動させ、翌日に搬送とさせて頂きます。
【適応患者】
【連絡先】
011-611-2111 札幌医科大学高度救命救急センター
ご相談時間:9:00-17:00
【ECMO Carの運用時間】
平日:9:00-17:00
札幌市、周辺地域は、午前中に連絡があれば当日にECMO Carでお迎えに伺います。
その他の管内は、依頼当日に車両を移動させ、翌日に搬送とさせて頂きます。
当センターは、北海道で唯一の国際団体であるELSO(Extracorpreal Life Support Organization)登録施設となっております。
日本で初めて経皮的心肺補助装置:PCPS(V-A ECMO)を病院外心停止患者における蘇生目的に導入し、多くの救命症例を積み重ねてきました。
コロナ禍においては、北海道の最後の砦として、全道の新型コロナウイルス感染症による最重症の呼吸不全症例の集約施設として、念密な人工呼吸管理、また人工呼吸器のみでは救命し得ない症例に対してrespiratory ECMO(V-V ECMO)を積極的に導入し、多くの救命・社会復帰症例を積み重ねております。
多職種スタッフによるECMOチームを院内で立ち上げ、高い安全管理を可能とした体制作りを整えております。また、日本での中核的なECMOセンターである東京都立多摩総合医療センターに当センタースタッフを研修派遣し、最先端の管理方法を学び持ち帰り、2021年度からは全国の中核施設と人工呼吸器やECMOの勉強会を定期的に開催し、施設としての習熟度向上を常に図っております。
蘇生治療としてのV-A ECMO、呼吸補助としてのVV-ECMOをはじめとして、敗血症性ショックへのVA-ECMOやVAV-ECMOなどのhybrid ECMOも導入しています。
ⓒ 2016 Sapporo Medical University Department of Emergency Medicine