神経軸索障害における細胞内小器官の動態解明 細胞保護作用の分子制御の研究

研究内容 (菊池)

種々の侵害刺激(コバルト、カプサイシンや低酸素-低グルコース(OGD))下で観察される軸索内にある細胞内小器官の動態変化を観察しています。軸索変性や細胞死に先立って、ミトコンドリアの輸送抑制などがみられることがわかってきました。
将来的には神経保護作用の研究に応用できればと考えています。
研究参照図
We study the dynamics of axonal mitochondria under pathological stimulation inducing neural degeneration (high cobalt concentration, capsaicin or oxygen-glucose deprivation).
In the future, we hope our finding contributes to figure out the mechanisms of neural preconditioning.