平成26年10月、アジア環太平洋地域の医療人材育成をテーマとするThe Asia Pacific Action Alliance on Human Resources for Health; AAAHの第8回大会 （開催地：中国威海市） に高橋平徳特任助教が参加しました。
大会では、本学学部学生の地域医療マインドの醸成を目指して、平成26年度から医学部1学年の必修科目として実施している「地域医療合同セミナ－1」(保健医療学部共通科目)においての、地域医療基礎実習の学習効果ついて報告しました。

　
「学生たちは地域に滞在して学ぶ地域医療基礎実習によって、とくに地域の健康課題や地域の住民生活についての理解を深めている」という研究成果の報告を通して、北海道と同様の課題を持つ各国の実践者や、医療人材養成に取り組む各大学の教員との意見交換や情報共有が生まれ、北の地域医療を支える総合診療医の養成につながる、より良い卒前教育プログラムを構築していく視点を得る貴重な機会となりました。