論文タイトル:Unraveling Novel Subsets of Lymphocytes Involved in Sac Expansion in the Tertiary Lymphoid Structure Within an Abdominal Aortic Aneurysm
保坂先生、古橋教授らの研究グループは腹部大動脈瘤病変内の三次リンパ組織構造(TLS)が瘤径と血栓形成に関連し、さらに特定のT細胞・B細胞のサブセット(濾胞間T濾胞ヘルパー細胞と二重陰性B細胞)が病態進行に寄与することを示しました。これらは大動脈瘤の病態生理に視座を与え、新たな治療標的となりうることを示しました。