一般の皆様へ

よくあるご質問

Q.肝炎とは何ですか?

A.
肝臓が炎症を起こしている状態を肝炎といいます。
炎症を起こす原因は、ウイルス性、薬物性、アルコール性、脂肪性、自己免疫性などと様々です。

Q.ウイルス性肝炎とは何ですか?

A.
肝炎のうち、「肝炎ウイルス」が原因の状態をいいます。
肝炎ウイルスには、A 型、B 型、C 型、D 型、E 型の5種類があるとされています。

Q.肝炎ウイルスにはどのように感染しますか?

A.
A型とE型の主な感染原因は、汚染された食品や水が口から入ることによる経口感染です。
B型とC型の主な感染原因は、輸血、注射器の共用、医療従事者の針刺し事故、入れ墨、ピアスの穴あけなどによる血液感染、または、性交渉などによる体液感染です。
時代や環境によって、これらの原因に対する対策が異なるため、感染の可能性には違いがあります。

Q.ウイルス性肝炎になると、どんな症状が起こりますか?

A.
主に、急性肝炎と慢性肝炎に分けられます。
急性肝炎は、A 型、B 型、E 型ウイルスによるものが多く、急な肝障害による発熱、全身倦怠感、黄疸などの症状が起こります。
一方、慢性肝炎はB 型、C 型肝炎ウイルスによるものが多く、長期間にわたって肝障害が持続します。日本では、B型、C型肝炎ウイルスによる肝炎がほとんどです。
自覚症状がないことが多く、気がつかないうちに肝硬変や肝がんに進行してしまう恐れがあるため、特に注意が必要です。
このため、B型、C型肝炎ウイルスに対しては、国の重症化予防対策として、肝炎に関する正しい知識の普及啓発活動、肝炎ウイルス検査の実施、肝炎治療の医療費助成などが行われています。

Q.B型、C型肝炎ウイルスに感染しているかは、どうやって確認できますか?

A.
ご自身がB型、C型肝炎ウイルスに感染しているかどうかは、血液検査で確認することができます。
これまでに一度も肝炎ウイルス検査をしたことがない方や、ご自身の検査結果をご存じではない方は、まず検査を受けていただくことをお勧めしています。

Q.肝炎ウイルス検査はどこで受けられますか?費用はどのくらいかかりますか?

A.
北海道では、道立保健所や市保健所(札幌市、旭川市、函館市、小樽市)が実施する肝炎ウイルス検査は、原則無料です。
道立保健所は保健所で、市保健所は市が指定する医療機関で検査を受けることができます。
各地域で検査日や検査予約方法が異なるため、お住まいの地域の保健所(札幌市は各区保健センター)にお問い合わせください。
また、職場や各自治体が実施する健康診断で検査を受けられる場合もありますので、それぞれの機関にお問い合わせください。

■参考

Q.肝炎ウイルス検査の結果、陽性でした。どうしたら良いですか?

A.
肝臓専門医を受診しましょう。
肝炎ウイルス検査が陽性というだけでは、肝臓がどのような状態になっているかは、わかりません。大切なのは、治療が必要な状態かどうか、専門医による診断を受けることです。

Q.どこに行けば肝臓専門医の診察を受けられますか?

A.
北海道では、3つの肝疾患診療連携拠点病院(北海道大学病院、旭川医科大学病院、札幌医科大学附属病院)をはじめ、道内各地域に肝疾患専門医療機関が指定されています。
これらの医療機関は、肝疾患の専門医療を提供しています。
まずは、かかりつけ医にご相談いただき、これらの専門医療機関を紹介してもらうことをお勧めしています。

■参考

Q.ウイルス性肝炎の治療を行うことになりました。医療費助成制度はありますか?

A.
厚生労働省では、下記の治療に対して医療費助成を行っています。

  • B型、C型肝炎のインターフェロン治療
  • C型肝炎のインターフェロンフリー治療
  • B型肝炎の核酸アナログ製剤治療
北海道では、道独自で、ウイルス性肝炎進行防止対策医療給付事業を行っています。
ご自身の治療が、助成制度の対象かどうか、どの制度に該当するかは、主治医へご相談ください。
なお、申請先は、お住まいの地域の保健所や支所となります。
(札幌市にお住まいの方は、各区保健センター)