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札幌医科大学附属病院 病理部勉強会 |
勉強会を開催しています |
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病理部主催の病理診断の勉強会のお知らせです。
提示される症例から、組織診断に至る過程を一緒に体感し、周辺知識を学んでみませんか。
研修医、学生の皆さんなど、気軽にお越し下さい。
日時:2ヶ月に1回(火曜日)、午前8:15〜8:45
場所:札幌医科大学附属病院 中央診療棟3階 病理部
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次回症例提示 |
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2011年秋頃 |
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「国試に出る 婦人科病理 妊娠編」
現在準備中です。 |
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過去の症例と解答 |
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2010年7月6日 |
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「大腸癌の病理」
Q. 70歳代、男性
臨床経過:血便を主訴に病院を受診された。大腸内視鏡検査にて病変を指摘され、下行結腸切除術を施行
された。摘出材料の肉眼像、及び代表的な組織像を提示します。
A. Moderately differentiated tubular adenocarcinoma (中分化管状腺癌)でした。 |
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2010年9月14日 |
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「卵巣粘液性腫瘍の病理診断の難しさ」
Q. 40歳代、女性
臨床経過:腹部膨満感を自覚され、受診したところ、血清CA125高値、腹部MRIにて20cm大の卵巣腫瘍を
指摘された。 その後、子宮・両側卵巣摘除術を施行された。
摘出材料の割面の肉眼像、及び代表的な組織像を提示します。
A. Mucinous cystadenocarcinoma (粘液嚢胞腺癌)でした。 |
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2010年11月9日
「甲状腺乳頭癌の興味深い疫学、病期分類」
Q. 40歳代、女性
臨床経過:左側頚部に腫瘤を自覚し、受診された。超音波検査、CT検査にて甲状腺左葉の腫瘍性病変と
左頚部リンパ節腫大を指摘され、その後甲状腺全摘術、頚部郭清術を施行された。
摘出材料の割面の肉眼像、及び代表的な組織像を提示します。
A. Papillary carcinoma of thyloid (甲状腺乳頭癌)でした。 |
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2011年4月12日 |
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「小型肺腺癌の病理」
Q. 60歳代、女性
臨床経過:僧帽弁閉鎖不全症のため経過観察中に、胸部CTにて右肺下葉に 1cm大のすりガラス状陰影 (GGA)を指摘された。原発性肺癌を疑われ、右葉下葉区域切除術を施行された。
摘出材料の割面の肉眼像、及び代表的な組織像を提示します。
A. Bronchioloalveolar carcinoma, non mucinous type (粘液非産生性 細気管支肺胞上皮癌)でした。 |
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2011年6月21日 |
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「国試に出る 婦人科病理 正常性周期編」
Q. 40歳代、女性
臨床経過:不正性器出血を主訴に病院を受診された。子宮内膜生検にて病変を指摘され、単純子宮全摘、両側附属器切除、骨盤リンパ節郭清術を施行された。摘出材料肉眼像、及び代表的な組織像を提示します。
A. Endometrioid adenocarcinoma (類内膜腺癌)でした。 |
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