地域密着型チーム医療実習

札幌医科大学では、文部科学省からの教育支援
「現代的教育ニーズ取り組み支援プログラム(現代GP)」に採択され、地域活性化支援にむけた新しい教育を開始します。

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               学長挨拶

    

         札幌医科大学学長 今井浩三:

本学では文部科学省の16年度新規補助事業であります現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に応募し、採択されました。これは社会的要請の強い政策課題に対応した特に優れた教育プログラムに対し財政支援を行うものであり、本学は「地域密着型チーム医療実習」という名称で応募いたしました。これは医学部・保健医療学部の学生による合同チームでの地域における早期体験実習であり、説明会に95名の学生が参加し、定員を越える多数の学生が応募してまいりました。

  このプログラムのユニークな点のひとつは、将来医療を担う学生が、「互いに地域の中で協力することがよりよい医療のためにいかに重要か」を学ぶことであります。私はこのような学生時代からの経験が、地域医療に進んで貢献する人材を育成する最も良い方法のひとつであろうと考えております。建学55年の地域医療の伝統に新しい輝きを加えることになる可能性を秘めたプログラムであることをご認識いただければと存じます。この全国でもはじめての試みを成功させるには多くの教職員の方々のご理解、ご協力が重要です。両学部の協力のもと、この新しい芽を伸ばしていただきたいと願っております。