歴代教授
本講座は1950年(昭和25年)4月に札幌医科大学の開学と同時に、皮膚泌尿器科学講座として発足しました。1951年(昭和26年)1月に初代教授として小室秀一郎教授が就任。小室教授が短期間で転出された後、同年9月に第2代目教授として外塚岩太郎教授が着任しました。
その後、1956年(昭和31年)2月に第3代目教授として高井修道教授が就任され、横浜市立大学泌尿器科学教授として転出する1968年(昭和43年)3月まで活躍されました。高井教授就任中の1964年(昭和39年)2月、皮膚泌尿器科学講座から泌尿器科学講座が独立しました。
1968年(昭和43年)8月には第4代目教授として熊本悦明教授が着任され、特に、内分泌学、男性学および尿路感染症の研究・診療に力を注がれました。27年間にわたって多くの人材に育成に貢献され、現在の講座の礎を築かれました。
熊本教授は1995年(平成7年)3月に定年退職され、同年7月に塚本泰司教授が第5代目教授として就任されました。塚本教授は前立腺肥大症の自然史や泌尿器がんの基礎的・臨床的研究などの領域で国際的にも評価の高い業績をあげられ、18年間の在位中に講座のさらなる発展に貢献されました。また、2008年4月より4年間、札幌医科大学附属病院病院長も務められ、2013年(平成25年)3月に退職されました。
その後、同年8月に舛森直哉教授が第6代目教授として就任し、現在に至っています。