系統医学講義
当教室では、医学部3年生の「免疫・アレルギー疾患」の講義を担当します。
必修臨床実習(1週間)
免疫・リウマチ内科の必修臨床実習では、入院患者さんを1人受け持ち、診療チームの一員として毎朝の病棟回診、診療録の記載および毎夕の机上回診や週間カンファレンスでのプレゼンテーションを担当してもらいます。受け持ち患者さんの病歴や入院中の経過についてはA4用紙1枚のレポートにまとめてもらい、最終日に発表と総括を行います。教科書や参考論文を用いた考察、また上級医とのディスカッションによって患者さんの病態や診断根拠、治療方針について理解を深めましょう。
9:00 | 13:00 | 15:30- | |
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月 | オリエンテーション | OSCE実習* | 診療録記載および机上回診 |
火 | 病棟実習 | 自習(レポート作成) | 診療録記載および机上回診 |
水 | 病棟実習 | 自習(レポート作成) | 診療録記載および机上回診 (レポート中間提出) |
木 | 病棟実習 | 膠原病レクチャー* | |
金 | 週間カンファレンス 教授回診 |
レポート発表* | (レポート最終提出) |
- 毎朝9時に病棟(金曜日のみ9時半までにカンファレンスルーム)へ集合してください。
- 病棟実習終了後は自習となりますので疾患の勉強とレポート作成の時間に充ててください。
- 毎夕15時半に内科新患外来に集合し診療録の記載と情報収集を行ってください。
- 毎夕16時半から内科新患外来で机上回診を行いますので代表者は担当症例のプレゼンテーションをおこなってください。
- *OSCE実習と膠原病レクチャー、レポート発表の曜日・時間帯は担当教官の都合によって変更となる場合があります。
選択臨床実習(2週間)
免疫・リウマチ内科の選択臨床実習では、入院患者さんを数人受け持ち、診療チームの一員として毎朝の病棟回診、カルテ記載および毎夕の机上回診や週間カンファレンスでのプレゼンテーションを担当してもらいます。2週間の実習期間の中で、患者さんが入院して検査を経て診断に至るまで、そして治療が開始されて実際に良くなっていくまでの経過に関わっていただきます。受け持ち患者さんのうち1人について病歴や入院中の経過をA4用紙2枚のレポートにまとめてもらい、最終日に発表と総括を行います。選択臨床実習では月曜日の午後に新患外来実習を行います。また希望者は水曜日の午前中にJR札幌病院でのリウマチ外来実習を行うこともできます。そのほか、個々人の希望によって実習内容を調整することもできますので、当科の選択臨床実習に興味がある方は教室長までご連絡ください。免疫・リウマチ内科の魅力についてはこちらをご覧ください。
9:00 | 13:00 | 15:30 | |
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月 | 病棟実習 (オリエンテーション) |
新患外来実習 | 診療録記載および机上回診 |
火 | 病棟実習 | OSCE* | 診療録記載および机上回診 |
水 | 外来実習* (JR札幌病院 希望者のみ) |
自習 | 診療録記載および机上回診 |
木 | 病棟実習 | 自習 | 診療録記載および机上回診 |
金 | 週間カンファレンス 教授回診 |
自習 (レポート発表) |
自習 (レポート提出) |
- 毎朝9時に病棟(金曜日のみ9時半までにカンファレンスルーム)へ集合してください。
- 月曜日13時に内科新患外来に集合してください。
- 毎夕15時半に内科新患外来に集合し診療録の記載と情報収集を行ってください。
- 毎夕16時半から内科新患外来で机上回診を行いますので担当症例についてプレゼンテーションをおこなってください。
- 実習最終日にレポート発表を行います。自習時間にレポートを作成し発表前に指導教官からチェックを受けてください。
- *OSCE実習の時間およびJR札幌病院での外来実習日は指導教官と個別に相談して調整します。
卒後臨床研修(初期臨床研修)
札幌医科大学附属病院および協力型研修病院の初期研修医の皆さんは、内科必修科目また自由選択科目の一つとして当教室でリウマチ・膠原病診療に関する初期臨床研修を行うことができます。膠原病の診療には臓器横断的なアセスメントや幅広い鑑別疾患が必要となりますので、当教室の研修を通じて、内科全般に関する臨床能力の研鑽を行うことが可能です。当教室ではリウマチ専門医志望以外の方の研修も歓迎しています。消化器内科、血液内科、呼吸器内科、腎臓内科、神経内科、整形外科、皮膚科志望などの先生方はそれぞれのリウマチ・膠原病関連の臓器病変を学ぶことができますのでお勧めです。免疫・リウマチ内科の魅力についてはこちらもご覧ください。
札幌医科大学附属病院の初期臨床研修では、最先端の三次救急および集中治療研修を最低1か月経験することができ、最重症患者のケアについて学ぶことができます。これは地方中核病院での研修では経験が難しいことです。また、一つ一つの症例を掘り下げ、専門医による最先端の診断や治療を経験することにより、その後の医師人生に長く使える知識を整理して学ぶことができます。 さらに、興味のある診療科では指導医と相談のうえ、早期に臨床研究や学会発表を経験する機会を得られます。当教室でも学会発表や論文報告など初期研修医の皆さんの学術活動を積極的に支援しています。
詳しくは、札幌医科大学附属病院 臨床研修・医師キャリア支援センターのホームページをご覧ください。