お知らせ

2024/04/245月7日より公募を開始いたします

令和6年度 共同研究課題の公募を開始いたします。詳細は共同研究のページをご覧ください。

2024/4/19第3回 免疫プロテオゲノミクス共同研究拠点シンポジウムを開催いたしました

日本がん免疫学会が主催する第1回国際がん免疫シンポジウム(2024年3月22日-24日、札幌)を共催いたしました。

本シンポジウムは、SITCを代表する4名の講師を含む5名の米国講師陣にオンライン講演、もしくはビデオ講演をいただき、また、米国、オランダ、中国からDrs. Thales Papagiannakopoulos (New York University)、Dr. Wouter Scheper (Netherlands Cancer Institute, The Netherlands)、Dr. Erwei Song (Sun Yat-Sen University, Guangzhou, China)ら3名の研究者を札幌にお招きし、会場で対面講演していただきました。
本拠点および共同研究者からは樋田京子先生(北海道大学)、冨樫庸介先生(岡山大学)、大谷直子先生(大阪公立大学)、金関貴幸先生(札幌医科大学)が講演しました。 改めまして、参加者の皆様全員にお礼を申し上げます。

2023/09/06第2回 免疫プロテオゲノミクス共同研究拠点シンポジウムを開催しました

日本病理学会が主催する第19回日本病理学会カンファレンス(2023年8月4日-6日、函館大沼)を共催しました。

本拠点からは、橋本真一先生(和歌山県立医科大学)と金関貴幸先生(札幌医科大学)がシンポジウムで講演され、活発な討論が行われました。

基調講演として、東京大学次世代知能科学研究センター松原仁先生に、「生成AIは世の中をどう変えるか」についてご講演頂きました。

基調講演として松原仁先生(東京大学)に、特別講演として松波宏明先生(米国デューク大学)に、それぞれご講演を頂きました。

改めまして、参加者の皆様全員にお礼を申し上げます。

橋本 真一 先生
金関 貴幸 先生
松原 仁 先生
松波 宏明 先生

2023/09/062023年8月1日から体系的番号が変更となりました

詳細は、共同研究募集要項をご確認下さい。

2023/07/112023年度 免疫プロテオゲノミクス共同研究拠点合同シンポジウムを開催します

第19回日本病理学会カンファレンスと共催して以下のようにシンポジウムを開催します。

 

第19回 日本病理学会カンファレンス
2023年度 免疫プロテオゲノミクス共同研究拠点合同シンポジウム

日時2023年8月4日(金)~6日(日)
会場グリーンピア函館大沼
参加登録  https://jspc2023.com/

 

プログラム

2023年度 免疫プロテオゲノミクス共同研究拠点合同シンポジウム
シンポジウムポスター

2023/07/061次公募で新規に8件の共同研究課題を採択しました

令和5年度共同研究課題1次公募の応募課題を審査した結果、新規に8件、継続7件の合計15件の共同研究課題が採択されました。課題一覧は共同研究のページ下部にあるリンクボタンからご覧いただけます。

2023/05/31令和5年5月31日をもって、公募の1次募集を締め切りました

令和5年度共同研究課題公募の1次募集を締め切りました。2次募集につきましては統括管理部までメールでお問い合わせください。

2024/04/265月8日より公募を開始いたします

令和5年度 共同研究課題の公募を開始いたします。詳細は共同研究のページをご覧ください。

2023/03/23シンポジウムを開催しました

3月15日に免疫プロテオゲノミクス共同研究拠点とフロンティア医学研究所が主催するシンポジウム「がんと免疫のオミクス研究最前線」を札幌医科大学で開催しました。拠点からは、共同研究を行っている東京大学大学院医学系研究科 特任教授 垣見 和宏 先生と千葉県がんセンター研究所細胞治療開発研究部 部長 河津 正人 先生がシンポジウムで講演され、活発な討論が行われました。特別講演として、医薬基盤・健康・栄養研究所理事長の中村 祐輔 先生をお迎えし、ご講演いただきました。

垣見 和宏 先生
河津 正人 先生
中村 祐輔 先生

2023/02/20シンポジウムを開催します

免疫プロテオゲノミクス共同研究拠点とフロンティア医学研究所が主催して以下のようにシンポジウムを開催します。

 

札幌医科大学フロンティア医学研究所・免疫プロテオゲノミクス共同研究拠点・人と医を紡ぐ北海道がん医療人養成プラン
2022年度 合同シンポジウム

がんと免疫のオミクス研究最前線

日時 2023年3月15日(水)15:00~18:00
会場 札幌医科大学教育研究棟I 1階 D101講義室
参加費  無料
申込み  不要

プログラム

開会挨拶  山下 敏彦(札幌医科大学 理事長)


シンポジウム1 15:10~16:00
座長  時野 隆至(フロンティア医学研究所ゲノム医科学部門 教授)
「がん関連長鎖非コードRNA (lncRNA) の解析」
井戸川 雅史(フロンティア医学研究所ゲノム医科学部門 准教授)
「免疫病態の形成に関わるTfh細胞の新機構」
池上 一平(フロンティア医学研究所免疫制御医学部門 助教)
シンポジウム2 16:00~16:50
座長  金関 貴幸(免疫プロテオゲノミクス共同研究拠点 講師)
「ゲノム情報に基づくネオアンチゲンの同定とTCR-T細胞治療の開発」
垣見 和宏(東京大学大学院医学系研究科 特任教授)
「マイクロサテライト不安定性大腸がんのHLAクラスI遺伝子変異解析」
河津 正人(千葉県がんセンター研究所細胞治療開発研究部 部長)
特別講演    17:00~18:00
座長  鳥越 俊彦(札幌医科大学先端医療研究推進センター センター長)
「医学分野における免疫ゲノム学の重要性とその展開」
中村 祐輔(国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 理事長)

閉会挨拶  小島 隆(札幌医科大学フロンティア医学研究所 所長)

シンポジウムポスター
シンポジウムポスター(PDFファイル)

主催:札幌医科大学フロンティア医学研究所、免疫プロテオゲノミクス共同研究拠点
共催:人と医を紡ぐ北海道がん医療人養成プラン、札幌医科大学先端医療研究推進センター
問い合わせ先:免疫プロテオゲノミクス共同研究拠点統括管理部

2023/01/262次公募で1件の共同研究課題を採択しました

令和4年度共同研究課題2次公募の応募課題を審査した結果、1件の共同研究課題が採択されました。課題一覧は共同研究のページ下部にあるリンクボタンからご覧いただけます。

2023/01/171次公募で6件の共同研究課題を採択しました

令和4年度共同研究課題1次公募の応募課題を審査した結果、6件の共同研究課題が採択されました。課題一覧は共同研究のページ下部にあるリンクボタンからご覧いただけます。なお、2次公募として随時募集を行っております。

2022/10/14公募の1次募集を締め切りました

令和4年度共同研究課題公募の1次募集を締め切りました。2次募集につきましては統括管理部までメールでお問い合わせください。

2022/09/15公募を開始しました

共同研究課題の公募を開始しました。詳細は 共同研究のページをご覧ください。

2022/06/10ホームページを公開しました

「免疫プロテオゲノミクス共同研究拠点」のホームページを公開しました。これより随時更新していきます。

2022/04/01共同利用・共同研究拠点として文部科学省に認定を受けました

札幌医科大学医学部附属フロンティア医学研究所は、令和4年度の文部科学省 共同利用・共同研究拠点に「免疫プロテオゲノミクス共同研究拠点」として採択されました。

免疫プロテオゲノミクスとは?

がん、感染症、アレルギー・自己免疫疾患などの病態では免疫反応が生じており、T細胞はその中心的な役割を担っています。T細胞は抗原受容体で標的細胞の抗原を識別します。標的抗原の正体はMHC分子上に提示されるペプチドです。近年、マススペクトロメトリーによるアミノ酸分析と次世代シーケンサーによるDNA/RNA解析、さらにはバイオインフォマティクスを相互活用し、これらのMHC提示ペプチドと反応T細胞を検出・解析できるようになりました。この技術は「免疫プロテオゲノミクス」と呼ばれ、T細胞免疫系の認識メカニズムと病態の解明に大きく貢献します。

MHC結合ペプチド解析

がん細胞、ウイルス感染細胞など、さまざまな細胞の表面に提示されているMHC class I (HLA-ABC)およびclass II (HLA-DR)分子に結合している抗原ペプチドのアミノ酸配列を網羅的に分析します。

ネオアンチゲン予測

プロテオゲノミクスによって、がん細胞のMHCに提示される可能性の高い変異ペプチド(ネオアンチゲン)を効率的に予測します。

T細胞抗原受容体解析

反応T細胞をクローン化しTCR遺伝子配列を分析します。またサンプル中のTCRレパートリー解析を実施します。

T細胞テトラマー解析

MHC/Peptide 複合体テトラマー試薬を合成し、T細胞抗原受容体との反応性を解析します。必要に応じて、テトラマーを用いたT細胞のソーティングを実施します。

拠点設立の経緯

札幌医科大学は、「医学・医療の攻究と地域医療への貢献」を建学の精神・理念に掲げる北海道公立大学法人です。そのなかで医学部附属「フロンティア医学研究所」は、昭和30年に設立された附属がん研究所を前身とし、先端的医学研究を究める中核組織として平成23年に改組されました。トランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)を志向し、その成果を道民と社会に還元することを目的として設立されました。

また、札幌医科大学は、世界的にもユニークな「免疫プロテオゲノミクス」を専門とする技術・設備・人材を有し、これまでに腫瘍免疫学、分子病理学、免疫アレルギー学等の関連領域において多くの研究実績を上げています。

本拠点は、これらの先端的研究資源を「フロンティア医学研究所」に集結して、国内における「免疫プロテオゲノミクス」研究の中心的役割を担い、共同研究と人材育成による研究技術の普及と発展を通して国内研究レベルの向上に貢献することを目的としています。

さらに、本拠点は、免疫プロテオゲノミクス解析の他に、シングルセル解析、セルイメージング解析などの独自解析技術と先端研究機器を提供し、T-cell Biology & Pathologyに関する医科学研究の発展に寄与することを目指します。