本取組は、道内の保健師をはじめ、看護師、理学療法士、作業療法士等を対象とし、地域で「高齢者健康づくり活動」に携わるリーダー養成を行い、地域に点在する従事者および若年者層の技術力向上と中途離職者の再就職支援を目指すものです。高齢者の健康づくり活動に必要な専門知識及び実技を始めアウトリーチ(地域実践演習)等、現場で即戦力となる知識・技術教育を行います。
1.
地域従事者への支援
地域の介護予防活動に取り組む専門職等が、地域での不安感、孤独感を解消し、自立して介護予防活動に従事できる環境の整備およびネットワークづくりを構築する。
2.
若年者層の技術向上への支援
理学療法士、作業療法士の年齢構成は、若年者層に偏っている。この層に対し介護予防や認知症の早期発見等の最新技術を取り入れた効率的で効果的な人材養成を行うことにより、専門職としての自立と介護予防活動の質の向上に大きく貢献できる。
3.
中途離職者への支援
中途離職者の再就職に必要な知識・技術支援体制は十分ではなく、専門職としての機能が活用されていない。この層に対し、介護予防に関する最新の知識・技術を供与し、継続して働く意欲をもつ専門職としての人材確保につながる。