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Sapporo Medical University

教育支援システム「利用の手引き」
(保健医療学部実習棟、Windows NT 用)

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Proxy(プロキシ)の設定

 インターネットにおける負荷を軽減し、アクセス効率を向上させるため、学外で提供されているWWWページを閲覧する場合にプロキシを利用するように設定されています。

Internet Explorer の設定方法

  1. ツールバーの[ツール]から[インターネットオプション]を選択。
  2. [接続]を選んで、下の方にある[LANの設定]をクリック。
  3. [プロキシ サーバを使用する]をチェック。
  4. [アドレス]の項目に cache.sapmed.ac.jp を、[ポート]の項目に 3128を記入。
  5. [OK]をクリック。

プロキシの設定内容

種類 使用するプロキシのアドレス ポート
HTTP cache.sapmed.ac.jp 3128
Secure cache.sapmed.ac.jp 3128
FTP cache.sapmed.ac.jp 3128
Gopher cache.sapmed.ac.jp 3128
Socks cache.sapmed.ac.jp 3128

JavaScript対応の www browserではproxyの自動設定で http://www.sapmed.ac.jp/proxyconf.pac を指定しても同様の設定になります。

キャッシュサービスとは何か

 proxy(代理)サーバの一機能。proxy サーバは外部へのアクセスを代行し、さまざまなサービスを中継します。ファイアウォールとしてインターネットと学内LANを中継するほか、アクセスするユーザを限定したり、ネットワークの混雑を緩和するために利用されます。このネットワークの混雑を緩和させる機能、中継したデータをメモリやハードディスクの中に蓄積して、次に同じデータにアクセスされると、外部に再びアクセスするのではなく、蓄積物を戻す仕組みがキャッシュサービスです。

なぜキャッシュを利用するか

 WWWブラウザは、インターネットに接続して、WWW上に存在するさまざまなデータを取ってきてくれます。例えば、あなたが5分かけて、NASAのWebページをダウンロードしたとします。この時、コンピュータ実習室にいる誰か他の人が同じページを見に行くとします。そうすると、同じ教室のマシンにデータがあるにも関わらず、再び5分かけて同じデータを取りに行きます。
 これは、あなたの時間とネットワーク資源の無駄です。
 インターネットとWWWブラウザの間にプロクシサーバ(キャシュサービス)があると、一度アクセスされたWebページはサーバの中にキャシュとして保持され、キャッシュが無効にならない限り、そのデータを新たに取りに行くことはせず、キャッシュした内容を返します。
 このような複数のユーザが同じコンテンツを見るようなケースでは、その度にWebアクセスが発生しないので、インターネットの帯域を無駄に使わないで済みます。ユーザから見ると、いちいち遠くのWebサーバからデータを取ってくる必要がないのでレスポンスが良くなるということです。

 


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教育支援システムの利用手引き
First Drafted 12/10/24
Updated 2002/06/28
Written by Information Center of Computer Communication , Sapporo Medical University
edu-support@sapmed.ac.jp