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質の高い医療を支える、
質の高い画像検査





 病気の診断、治療方針決定、治療効果判定それぞれの段階における脳神経画像検査の最適化を行うことが脳神経WGの使命です。
 最先端の画像診断装置(CT,MRI)とコンピュータによるシミュレーションの組み合わせにより、検査画像を視覚的にわかりやすく、さらには多くの追加情報を引き出すことができます。脳神経外科手術においては、「本番と同じような」シミュレーション画像を作成し、実際の手術に役立てます。そのリアリティは今後さらに高まっていきます。


鼻の穴から内視鏡を挿入して下垂体腫瘍を摘出する手術支援3Dシミュレーション画像

 また、近年ではCFD解析という技術が医療業界で注目されています。この方法はCT画像やMRI画像から、脳血管の圧力や流れの状態をシミュレーションで調べることができます。将来、脳動脈瘤の発生を事前に予測できるようになるかもしれません。私たちはその可能性を追求しています。質の高い画像を追求するためには医療機器の発達とともに、医師と私たち診療放射線技師の努力・連携が必要不可欠です。脳神経WGは、検査の質を高める活動を通じて安全な医療に貢献しています。

cfd
computational fluid dynamics (CFD)解析