研究内容と今後の目標


現在の研究について


● 
室蘭市八丁平地区土地対策に係る健康影響評価調査の学術的報告

当講座では、室蘭市八丁平地区土地対策に係る健康影響評価調査の報告書に基づき、その内容を英文で学術雑誌に報告します。

研究の目的・意義: 室蘭市八丁平地区において、鉛や砒素などの重金属が環境基準を上回ることが明らかになったために、 2014年5月にその地区の住民の鉛の血中濃度測定、
             砒素の尿中濃度測定、質問票による生活状況調査などからなる健康影響調査を実施し、その結果が報告されました。
             本研究は、その報告書に基づいて、その内容を英文の学術雑誌へ投稿します。

研究の対象・方法: 20145月に室蘭市八丁平地区に在住する177人が調査に参加し、調査が実施されました。その際、鉛の血中濃度は原子吸光分析法で測定され、砒素の尿中濃度は
             HPLC-ICP-MS法で測定されました。また、調査時の年齢が18歳未満である場合と、18歳以上である場合とに分けて、生活状況調査が実施されました。
             当講座(森 満教授)では、その報告書の作成に携わりましたが、学術的に鑑みて貴重な結果が得られたと考えられます。
             そこで、個人が特定できないデータを用いて統計学的解析を行い、報告書の内容を再現し、英文の学術雑誌へ投稿するものです。


研究機関名: 札幌医科大学医学部 公衆衛生学講座(教授 森 満)


この研究は、札幌医科大学倫理委員会の承認を得ており、個人情報の保護には、十分留意されております。

解析に用いるデータは、個人が特定されることはありません。

何卒、この調査研究にご理解とご協力をお願い致します。

ご不明な点がございますならば、下記の連絡先までご一報下さい。



連絡先   札幌医科大学医学部  公衆衛生学講座

          教授 森  満


       TEL 011-611-2111 (内線 2740, 2766)
       FAX 011-641-8101




● 北海道の脳性麻痺児・者の整形外科,リハビリテーションに関する診療録を用いた疫学調査

当講座では,北海道の脳性麻痺児・者の整形外科,リハビリテーションに関する診療録を用いた疫学調査を実施しています。


研究の目的・意義: 脳性麻痺児・者の二次障害である股関節脱臼,脊柱側弯,骨盤傾斜,歩行障害の発生率と進行機序を後方視的に調査し,粗大運動レベルや麻痺種類や分布,性比,
            居住市区町村などによる進行の程度の違いや特徴などを明らかにすることによって,整形外科,リハビリテーション介入に役立てる。


研究の方法: 北海道立子ども総合医療・療育センターの電子カルテから,199411日から20111231日の間に出生した脳性麻痺児・者の整形外科とリハビリテーションの情報を
         後方視的に収集し解析する。

研究機関名: 札幌医科大学医学部 公衆衛生学講座

この研究は,札幌医科大学倫理委員会の承認を得ており,個人情報の保護には十分留意されております。

解析に用いるデータは,個人が特定されることはありません。

何卒,この調査研究にご理解・ご協力をお願いいたします。

ご不明な点がございましたら,下記連絡先までご一報ください。




連絡先 札幌医科大学医学部 公衆衛生学講座

          教授 森  満
          助教 樋室 伸顕

       TEL 011-611-2111(内線27402766
       FAX 011-641-8101




今後の目標


疫学的研究の今後の方向性としては、北海道保健福祉部や道内各市町村の衛生行政と共同して公衆衛生の向上と関連性の深いテーマをいかに研究していくかが問われている。


例えば、市町村と共同した生活習慣病の予防医学的研究などが挙げられる。


また、学内の臨床医学教室と連携した研究を継続的に進めていく必要性もある。


そのため、がん、循環器疾患、特定疾患などについて附属病院の院内疾病登録を充実させ、疾病予防や予後の改善に関する研究を他科と協力してグローバルに進めていく予定である。


さらに、近年の遺伝子・蛋白科学の進歩を応用した分子疫学的研究を行うための体制づくりも進めている。







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