■札幌医科大学と中国医科大学との学生交流に関する協定の締結(2009年3月16日)
〈協定の経緯〉
中国医科大学がある中国遼寧省瀋陽市と札幌市が、1980年に姉妹都市提携をしたことより、本学と中国医科大学は1983年に学術交流協定を締結し、その後20数年にわたって、研究者どうしの交流を続けてきました。
昨年秋、中国医科大学国際交流処長が来学された際、新たに学生の相互交流事業を行うことについて提案があり、両学間で協議を進め、この程合意に至ったことから、新たに学生交流に関する協定を締結しました。
主な内容は、医学部5年生各2名を14日間、相互に派遣して臨床実習を行うもので、本年4月1日から1年間の協定です。
中国医科大学には医学教育を日本語で行う「日本語コース」があり、両学の臨床実習は日本語で行われます。
〈協定締結〉
協定の締結は3月16日に中国医科大学で行われ、本学斉藤国際交流部長が持参した今井学長が署名した協定書に、中国医科大学からは逍校長が署名しました。また、詳しい交流内容について、斉藤国際交流部長と才国際交流処長が協議しました。
〈瀋陽市・中国医科大学とは〉
瀋陽市は遼寧省の省都で中国東北部最大の重工業都市です。市部の人口は約500万人で、中国第4の都市です。
また、中国医科大学は3つの医学校などが合併して創設された70年の歴史がある中国で有数の国立の医科大学で、1940年に「中国医科大学」の名称になりました。教職員約8,000人、学生数は2万人以上で、世界各国400人の留学生が学んでいます。
学生交流協定締結
◇学生交流協定締結
・中国医科大学(中国遼寧省瀋陽市) (2009年3月16日)
◇交流協定校関係者来学
・佳木斯大学校長一行来学 (2008年10月14日〜10月16日)
◇国際交流活動報告会・懇談会
・国際交流活動報告会 (2008年12月2日)
・国際交流懇談会 (2008年12月25日)
◇北方医学交流事業
・フィンランド交流研究者受入 (2008年10月1日〜11月30日)
・佳木斯大学交流研究者受入 (2008年10月4日〜11月1日)
◇公開講座
・留学生による公開講座開催 (2009年2月27日)
瀋陽市街
編集:札幌医科大学国際交流部〈事務局経営企画課主査(国際・学術交流)〉
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International Exchange News
by Depertment of international Affairs and Medical Exchange
中国医科大学
交流内容について協議