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平成22年 2 月 23 日(火)に札幌医科大学 教育南棟 南第一講義室において、
平成21年度 第二回 知的財産教育講義
「研究者が知っておきたい特許取得のポイント〜研究成果の実用化に向けて〜」
が開催されました。
  本教育講義では、東京大学大学院 新領域創成科学研究科 准教授 田中 耕一郎  先生を講師に御招きし、医療・バイオ分野で実用化を念頭に研究を行う上で、意識しておかなくてはならない、特許取得の重要なポイントについて、講義して頂きました。
 今回は年度末の忙しい時期、又大学院生にとっては試験期間という事もありましたが、外部からの参加もあり、多くの方からの関心を頂く事が出来ました。
  現在、東京大学大学院 新領域創成科学研究科の准教授であり、 数々のバイオテクノロジー分野の講義を務めていらっしゃる田中 耕一郎先生から、研究の成果物をいかに効率的に特許として確立する事が出来るのか、特許を取得するプロセスの中で留意しなくてはならない点等、特許審査官経験者の視点から、分かり易く解説をして頂きました。前半は、特許に関する基本的に知識も織り交ぜながら、理解度を確認して講義を進めて下さり、多くの研究者の皆様にとって、分かり易くかつ参考になる内容であったと思います。更に、現場で研究に携わる大学院生にとって理解をしておかなくてはならない、医療に関連する発明の出願方法についても、"新規性・進歩性”の定義を交えながら、講義をして頂きました。又、研究者にとって重要である学会等での研究成果発表を行う前に、それを特許として確立し、保護・活用する事も念頭に置く必要がある旨の御指摘があり、大変参考になる内容であったと思います。 
 ご参加頂いた大学院生を対象にお願いしたアンケートには、講義内容についてのみならず、今後の知的財産教育講義の参考となる沢山の意見を頂きました。 
特許出願の重要性について理解する事ができた。
”発見”から”発明”にする事が出来るように研究をしていくことが大事だと参考になりました。
”新規性喪失の例外”について、6カ月以内であれば、出願が有効化される場合がある事がわかった。
情報の検索方法を聴いてみたい。
【「医学研究者・地域医療従事者支援型知財教育」に関するお問い合せ】           札幌医科大学附属産学・地域連携センター 知的財産管理室
    (担当  上田、津田、澤田)       〒060-8556札幌市中央区南1条西17丁目                                       TEL:011-611-2111(内線番号2107,2108)                                       E-mail:                                 
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