本研究室では、タンパク質化学、脂質生化学、分子生物学および細胞生物学の手法を用いて病態形成のメカニズムを研究しています。特に、タンパク質や脂質など生体分子を分離精製し、物性や機能制御メカニズムを解析することによって病態を明らかにすることを目指しています。
 糖鎖はタンパク質の構造や局在に関与し、その機能を制御していることが知られています。特にシグナル受容体の多くは糖鎖修飾を受けています。私たちはErbBファミリーをはじめとする増殖因子受容体の糖鎖が、受容体分子の物性にどのように影響を与えているかを明らかにし、下流のシグナルを制御するメカニズムを解明したいと考えています。また、肺サーファクタントタンパク質(肺コレクチン)は下気道における生体防御機構において重要な役割を担っていることを明らかにしてきましたが、最近の研究ではEGFRなど増殖因子受容体に作用しシグナル制御に関与することもわかってきました。肺サーファクタントタンパク質の翻訳後修飾が機能に影響することも示唆されており、その詳細な機能制御メカニズムを明らかにすることは重要であると考えています。
 その他、がん転移を引き起こす糖鎖機能の解析、肺胞微石症マウスモデルの病態解析などさまざまな生体分子を対象に研究を進めており、病態の解明と治療法の開発に貢献したいと思います。

新着情報等2018.04.01 更新

2018.04
新規の科研費申請が内定しました。
2018.02
Respiratory Research に論文がアクセプトになりました。
2018.01.31
ホームページをリニューアルしました。
2017.09
Journal of Biological Chemistry に論文がアクセプトになりました。
2017.07
Scientific Report に論文がアクセプトになりました。
2017.06
Oncogene に論文がアクセプトになりました。
2017.03.07
メンバー・研究業績を更新しました。
2017.02
Journal of Immunologyに論文がアクセプトされました。
2017.02
Biochemical and Biophysical Research Communicationsに論文がアクセプトされました。