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高大な医療圏を抱える北海道は現在、地域医療崩壊の危機に立たされている。医療人の不足並びに偏在が地域医療を危機的状況に追い込み、ここに北海道全体の不況が加わり、地域の過疎化が進んだ結果、地域からの活力が急速に失われつつある。 |
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このような状況を打開する一つの方策として本取組では、北海道の地域に密着した医療系、工学系、情報系、経営系の国・公・私立大学法人5大学が連携し、医療及び保健福祉を中心とした地域活性化を担う人材の育成を行うことを目指す。 |
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この連携によりそれぞれの大学院教育の特徴を融合した形の新しい教育体制を作り上げ、医学医療に関する基礎知識を有する技術者、経営者、情報・工学及び経営に精通した医療者、またニーズに対応できる高度医療人を養成する。
本取組により、地域の今日的課題を発見し解決する能力を持つ、即戦力となる高度専門職業人が輩出されることが期待される。 |
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第一段階は地域医療共通プログラムを構築し、道内5大学が教育理念を共有し、かつ各大学の大学院修士課程の特性を生かしつつ、地域に貢献しうる人材を育成する。さらに大学院教育が担う課題を把握した上で、次の段階として共同大学院を設立する予定である。 |
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異分野領域での教育を地域医療従事に結びつけるための教育プログラム(共同大学院の基盤)を構築する。
平成21年度より実施。 |
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第一段階の基盤を基に共同大学院コースの設置計画を行う。 |
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