研究内容と今後の目標


現在の研究について

● 北海道の脳性麻痺児・者の整形外科, リハビリテーションに関する診療録を用いた疫学調査

● 
全国ウツタイン統計と札幌市ウツタイン統計の比較による心肺停止者の生命予後の差異に影響を与える要因の検討

● 江差町における医療・健診・介護データの統合化による健康課題抽出の試み

 釧路市の成人・高齢者で歯を失う要因の把握について

 「JALS(Japan Arteriosclerosis Longitudinal Study:全国動脈硬化縦断化研究) 統合研究データベース、保険事業データを活用した肥満と肥満症に関する共同疫学研究」

 北海道のST上昇型急性心筋梗塞における虚血時間と治療の実態調査



今後の目標


疫学的研究の今後の方向性としては、北海道保健福祉部や道内各市町村の衛生行政と共同して公衆衛生の向上と関連性の深いテーマをいかに研究していくかが問われている。


例えば、市町村と共同した生活習慣病の予防医学的研究などが挙げられる。


また、学内の臨床医学教室と連携した研究を継続的に進めていく必要性もある。


そのため、がん、循環器疾患、特定疾患などについて附属病院の院内疾病登録を充実させ、疾病予防や予後の改善に関する研究を他科と協力してグローバルに進めていく予定である。


さらに、近年の遺伝子・蛋白科学の進歩を応用した分子疫学的研究を行うための体制づくりも進めている。







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