作業療法士は、身体又は精神に障害がある人に対し、科学的な知識(運動学や生理学など)に基づき、治療手段として作業を用いて、その人の応用的動作能力や生活や社会に適応する能力の回復を図るのが仕事です。

本講座では、人と生活および作業の関係を追求した教育と研究を進めています。
教育面では、本講座に所属する身体障害領域・高齢者領域の作業療法士教員(5名)、神経内科の医師(1名)が、心身の機能損失や障害を持つ人々の機能回復および社会復帰・参加への援助手段を見いだすための知識や手法に関する教育を行なっています。

研究面では、それぞれの教員の背景(臨床・教育)を生かし、例えば具体的な日常生活上の動作や活動あるいはその要素をとりあげ、生理学・運動学あるいは解剖学といった医学的知識の視点から作業を分析・検討しています。また、対象を生活者ととらえる社会・心理学的視点から、実生活で生じる作業的ニーズへの支援方法を検討のための調査研究を行っています。

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教 授 中村 眞理子 <Mariko Nakamura> 作業療法士(身体障害領域)
教 授 太田 久晶 <Hisaaki Ota> 作業療法士(高次脳機能障害・身体障害領域)
教 授 今井 富裕 <Tomihiro Imai> 医師(神経内科)
准教授 後藤  葉子 <Youko Gotou> 作業療法士(地域作業療法領域)
准教授 坂上  真理      <Mari Sakaue> 作業療法士(老年期障害領域)
講 師 中村 充雄 <Mitsuo Nakamura> 作業療法士(身体障害領域)
助 手 齊藤 秀和 <Hidekazu Saito> 作業療法士(高次脳機能障害・身体障害領域)
研究補助員 古田 良美 <Yoshimi Furuta>

 

作業療法学第二講座
 本講座では、主に臨床領域における「ひと」と生活、障害、作業の関係について教育と研究を行っています。

教育面では、臨床における作業療法を構成する個人、作業、集団などの要素と、家族、社会などの環境的側面の関連について検討し、「ひと」としての障害者に対する作業療法の臨床的実践のための知識や技術に関して教育を行っています。

研究領域は、各教員の専門性を活かし、精神障害、発達障害。高次機能障害など多様な領域を含んでいます。研究方法としては、眼球運動などの神経生理を背景にした基礎的研究および生活上の障害へのリハビリテーションアプローチの有効性などについてのフィールドワークも含む臨床的な調査・研究などを行っています。

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教 授(学科長) 仙石  泰仁 <Yasuhito Sengoku> 作業療法士(発達障害領域)
教 授 松山 清治 <Kiyoji Matsuyama> 医師(生理学・神経障害学)
教 授 池田   望 <Nozomu Ikeda> 作業療法士(精神障害領域)
准教授 中島 そのみ <Sonomi Nakajima> 作業療法士(発達障害領域)
講 師 中村 裕二 <Yuji Nakamura> 作業療法士(発達障害領域)
講 師 森元 隆文 <Takafumi Morimoto> 作業療法士(精神障害領域)
研究補助員 山田 多加 <Taka Yamada>