札幌医科大学附属産学・地域連携センターの活動状況をお知らせする
メールマガジンを月1回配信しています。
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   △▼札幌医科大学 附属産学・地域連携センターメールマガジン△▼
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■第4号■ 2006年12月11日発行
http://web.sapmed.ac.jp/ircc/index.html

  センターメールマガジン第4号をお届けします。今号では先月行われました帯広畜
産大学との共同セミナー開催報告の他、知財講義開催のお知らせなどを掲載しており
ます。

▲目次▼

  1.知的財産教育応用コース講義のお知らせ
  2.帯広畜産大学との共同セミナー開催報告
  3.センターからのお知らせ
  4.知財ミニコラム

◆本メールマガジンは「学長室だより」の受信アドレス、ご登録頂いたアドレ
ス、ならびにSMUバイオリソースシステムの協力を得て、機器予約センター
登録アドレスに配信しております◆

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1.知的財産教育応用コース講義のお知らせ
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国際契約にどう対処するか-Non Disclosure Agreement等を手がかりに考える-(仮題)


日時:12月13日(水) 18:00〜

場所:基礎医学研究棟5階会議室

講師:小樽商科大学大学院商学研究科(ビジネススクール) 中村秀雄 教授

内容:中村先生は2001年3月まで、総合商社で国際法務を約25年担当され、多
くの契約を作成・交渉してきた経験をいかして、実務と理論の双方の観点から研究を
進められています。今回は、秘密保持契約や研究契約などの具体的な事例をふまえな
がら、外国大学・企業との共同研究契約の際にも必要な、国際契約の構造や対応の考
え方などの講義を予定しています。

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2. 札幌医大・帯広畜産大学術交流セミナー
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  本メールマガジンでも度々お知らせしておりました、帯広畜産大との学術交流セミ
ナーを11月8日(火)に帯広畜産大にて開催しました。当日は、天候の影響で帯広
行きのJRが運休になるなど、若干トラブルに見舞われましたが、会場には帯広畜産
大獣医学科4年生40名をはじめとして、教職員、十勝支庁、地元獣医師、地元マス
コミ等合計60名弱の参加がありました。
  セミナー冒頭では、帯広畜産大学副学長の長澤先生より歓迎の挨拶があり、異分
野の交流の重要性と今後の両大学の共同研究の発展に対する期待が述べられまし
た。
  内容は医大からは濱田教授(分子医学・「スーパー標的抗体:がんを見つけて狙
い撃ち」)、森教授(公衆衛生・「イソフラボン類のがん予防効果に関する共同研究
の提案」)、鳥越助教授(第一病理・「癌ワクチンの開発〜基礎研究成果を臨床へ
〜」)、畜産大からは嘉糠教授(原虫病研・「マラリア媒介蚊における標的認識
メカニズムの解明に向けて」、小川助教授(大動物特殊疾病研・「糖鎖抗原α-gal
epitope:免疫反応の制御とワクチンへの応用」)、嶋田教授(家畜外科・「獣医療に
おける腫瘍性疾患に対する治療の現状と未来」)の6名の先生によるプレゼン
テーションを行いました。
  また、当日はプレゼンの予稿集と両大学のシーズ集をまとめて冊子にしたものを配
布しました。医大はシーズの提出を頂きました19の講座・部門から22の研究シー
ズ、畜産大は15の研究シーズを掲載しております。シーズ提出のご協力につきまし
て改めて感謝いたします。本冊子は若干残っておりますので、連絡をいただければ希
望者にお配りします。

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3.センターからのお知らせ
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△▼(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)
大学発事業創出実用化研究開発事業について

  本事業は大学の若手研究者・チーム(40歳未満)が、自らの研究成果を活用して
民間事業者等と共同で実用化を図る研究テーマに対し、民間事業者等からの提供資金
の2倍を限度に最大で年間1000万円(最長3年間)の助成を行うものです。平成
19年度の新規募集は来年4〜5月頃予定とのことです(事業開始は7〜8月)。
本事業の詳しい内容のパンフレットや、応募に関するご相談など、センター
(内2108、小野寺)まで気軽にご相談ください。
  また、NEDOではテーマ公募型事業の採択にあたり実施しているピアレビュー制度に
協力頂けるピアレビュアの登録も受け付け中です。詳しくはセンターまでお問い合わ
せください。
 
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4.知財ミニコラム
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  研究成果が実用化されるまでのプロセスを把握することにより、それらを意識した
研究を推進することが重要といわれています。
  応用コースでは、研究成果実用化の最前線で活躍されている方から講演いただくな
どして、今後の研究活動に活かしてもらうことを目的としています。

△▼知的財産教育応用コース講義の予定

◆12月22日(金) 18:00〜 「創薬技術・ビジネス論(仮題)」

  講師 京都大学大学院医学研究科 田中 秀穂 助教授

  場所 基礎医学研究棟5階会議室

  対象は大学院生ですが、教員をはじめ、学内外どなたでもご聴講いただけます。

多数のご参加をお待ちしております。


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☆編集後記

  先日、保健医療学部赤レンガフォーラムに参加して参りました。佐野別海町長や本
学保健医療学部の先生方から、地域や保健医療学部における高齢者の健康増進に関す
る様々な取り組みに関する発表がありました。会場は満員で、熱心にメモをとりなが
ら講演を聴いている多くの参加者の姿が印象的でした。
  今年最後のメールマガジン定期号です。内容など、まだまだ発展途上であると考え
ていますが、なるべくみなさんに読んでいただけるよう頑張ります。来年もよろしく
お願い致します。(IN)


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附属産学・地域連携センターメールマガジン
  
   編集 産学官連携コーディネーター 一瀬信敏
   発行 札幌医科大学附属産学・地域連携センター
   URL http://web.sapmed.ac.jp/ircc/index.html
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