医大企第 1054 号
平成13年10月12日
各 位
医 学 部 長
附属情報センター所長
超高速インターネットを用いた日本消化器関連学会合同会議の中継について
DDW2001(日本消化器関連学会合同会議)は、10月17日から19日まで、京都国際会議場で開催されることとなっておりますが、この度、総務省郵政局のプロジェクトであるJGN(Japan
Gigabit Network)を用いて、学会会場と本学を含む国内各医科大学等を結び、学会をリアルタイムで中継するインターネット通信を行うこととなりました。
つきましては、本学会及び実験の趣旨をご理解の上、多数の医療関係者の参加をお願いします。
記
1 開催日時・場所
平成13年10月17日(水)9時〜18日(金)17時
基礎医学研究棟5階 共通会議室
2 開催内容
日本消化器関連学会学術講演会(京都国際会議場)のインターネット通信
なお、17日午後、札幌医科大学側のセレモニー及びシンポジウムを予定
*詳細別紙
*DDW2001実験システム構成図
3 インターネット通信の概要
総務省郵政局のプロジェクトであるJGN (Japan Gigabit Network)の光ファイバーを用い て,独立行政法人通信総合研究所(CRL)及び日本消化器関連学会との共同研究の一環とし て、学会会場と札幌医科大学、琉球大学医学部、滋賀医大、東京医科歯科大学を結びリアル タイムで中継する。
本学からは、現在、国土交通省北海道局が実施している北海道広域医療情報ネットワーク を用いて赤平、三笠、砂川の各市立病院、札幌市内の恵佑会病院、しらかば台病院へ再配信 する。
また通信には次世代のインターネットプロトコールIPv6を用いる。
4 開催の意義
臨床医学系の学会でこのような大規模な中継を行うのは国内初である。
このような中継を行うことで遠隔地の医師、研究者が学科場まで足を運ぶことなく、学会 を聴講し最新の知見を得る機会を持つことができる。
また、北海道広域医療情報ネットワーク(北海道開発局プロジェクト)接続により再配信 することで、道内の遠隔地でも学会に擬似的に参加できる環境を構築できる。
さらに、今回は、次世代のインターネットプロトコルIPv6を用いた世界初の学会中継で もある。
5 問合せ先
医学部内科学第一講座教授 今井 浩三(内線3210)
附属情報センター所長 辰巳 治之(内線2632)、明石 浩史(内線2233)
(事務局企画課情報管理係) |