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超高速次世代インターネットを用いた 日本消化器関連学会合同会議の中継 (IPv6 on JGN[ギガビットネットワーク通信回線]) 10月17日から19日まで京都国際会議場で開催されるDDW2001(日本消化器関連学会合同会議)を総務省郵政局のプロジェクトであるJGN(Japan Gigabit Network)の光ファイバーを用いて,独立行政法人通信総合研究所(CRL)及び日本消化器病学会との共同研究の一環として、学会会場と札幌医科大学、琉球大学医学部、滋賀医大、東京医科歯科大学を結びリアルタイムで中継する。 札幌医大からは、現在、国土交通省北海道局が実施している北海道広域医療情報ネットワークを用いて赤平、三笠、砂川の各市立病院、札幌市内の恵佑会病院、しらかば台病院へ再配信する。またJGNの通信には次世代のインターネットプロトコールIPv6を用いる。
10月17日(水)午後2時10分より、札幌医科大学神保医学部長が札幌会場を対象とした挨拶(オフライン)を行い、2時20分からはじまる消化器病学会馬場会長(滋賀医科大学第2内科教授)が講演(オンライン)の冒頭で今回の映像配信についての概要説明を行います。 その後、札幌医科大学医学部長、情報センター所長を交えてのクロストークを双方向で実施します。
今回、北は札幌医科大学、南は琉球大学医学部を結びリアルタイムの中継を行うが臨床医学系の学会でこのような大規模な中継を行うのは国内初である。今回のような中継を行うことで遠隔地の医師、研究者が学会場まで足を運ぶことなく、学会を聴講し最新の知見を得る機会を持つことができる意義は大きい。Japan Gigabit Networkによる広帯域の通信により本プロジェクトは可能になった。また、北海道広域医療情報ネットワーク構築実験(北海道開発局プロジェクト)によるネットワークに接続することにより再配信することで、北海道内のさらなる遠隔地でも学会に擬似的に参加できる環境を構築する。また、今回は、次世代のインターネットプロトコールIPv6を用いた世界初の学会中継であり、画期的かつ非常に有意義なプロジェクトである。 |
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