電子メールの基礎
電子メールの概要
電子メールはインターネットを使った通信手段のひとつです。郵便で手紙をやりとりするかわりに電子情報をやりとりするものと考えてください。郵便との違いとして、相手に届くのが速い、同時に複数の人に簡単に送ることができる、地理的な制約なく世界中どこでも同じように送ることができる、メールの内容の編集・加工・保存・再利用といったことが容易にできる、などがあげられます。本システムのパソコン端末を利用している利用者間だけではなく、インターネットに接続されている世界中のパソコン利用者と手軽に通信することができます。
(注意)
電子メールは非常にすぐれた通信手段ですが、いつも最適な通信手段であるとは限りません。相手が近くにいたり緊急を要する場合は、電話の方が効率的です。また、セキュリティの観点からファックスを利用したほうが良い場合もあります。ときには、膝をつき合わせてディスカッションしたほうが意志の疎通が適切に図れる場合もあります。大切なことは、目的に応じてこれらをうまく使い分けることです。
メールアドレス
メールアドレスは、インターネット上の住所/氏名に該当し、電子メールを利用するときに必ず必要になります。メールアドレスは、
UserID@domain
という形式です。郵便物に例えると、UserID
が氏名を、domain
が住所にあたります。
皆さんの住所(domain名)は次のとおりです。
区分 |
: |
domain
名 |
教職員 |
@ |
hes.sapmed.ac.jp |
保健医療学部学生 |
@ |
hes.sapmed.ac.jp |
医学部学生 |
@ |
es.sapmed.ac.jp |
たとえば、保健医療学部学生で、アカウント名
99p99
のユーザは、"99p99@hes.sapmed.ac.jp"となります。
電子メールソフト
電子メールを編集・送受信するためのプログラムをメーラ(Mailer)といいます。情報センター教育支援システム(
Windows
NT
端末)では、電子メールを読み書きするメーラーとして、Outlook2000
の利用を前提としています。
メールサーバ
教育支援システムで受信した電子メール(以下「メール」という)は、メールサーバと呼ぶコンピュータに利用者ごとに蓄積されます。その内容は、教育支援システム
Windows
NT
マシンのメールクライアントである
Outlook2000
を用いて、POP
(Post
Office
Protocol
)と呼ぶ通信方式で読み出します。
また、メールを送信する場合も
Outlook2000
を使って、SMTP
(Simple
Mail
Transfer
Protocol
)
と呼ぶ通信方式で行います。
メールサーバは、受信するPOPサーバ(いわば郵便箱)と送信するSMTPサーバ(いわばポスト)から構成されています。
※教育支援システムの仕様
SMTP
server |
: |
smtp.sapmed.ac.jp |
POP
server |
: |
pop.sapmed.ac.jp |
|