実験ノート(研究ノート)

 

〜実験ノート(研究ノート)を無料配布しております〜

    知的財産管理部門では、学内の教職員・学生に「実験ノート」を差し上げ、ご活用をおねがいしております。

    ラボノートは、本来、米国で採用されている「先発明主義」特許制度の下で 、発明時期の特定するために、企業や研究機関の発明部署で採用してきたもので、発明の完成した日を記録しておくために研究過程を記録するためのノートです。 そのようなノートは、特許権の帰属・対価の争い等を証明する際に重要な根拠となります。

    大学の研究室においては、企業との共同研究等で、複数の発明者で創作されたりすることがあります。そのような場合、発明の行程や、 発明の内容を発明ノートに正確に記録しておくことにより、複数の発明者の寄与度を明確にでき、後のトラブルの回避にもつながります。

さらに、研究ノートについて理解を深めたい方は、

刊行物「知的財産教育講義ガイダンス」 (9頁:)をご覧ください。

 

―記入上の留意点―

 

 実験ノートの記入に際して、もっとも重要なことは、実験ノートを「客観的な資料たり得るもの」となるように作成することです。実験ノートは、研究室・大学の財産であり、証拠資料として利用されることもありますので、自分だけのメモ書きのようなものであってはいけません。

 したがって、次の4つのことに留意してください。

        1.第3者に理解できることが大切です。

        2.後からの改変がないという証が必要です。

        3.内容と時期の対応が明白であることが大切です。

        4.客観的な裏付けが必要です。

※実験ノートサンプル:(学内限定)

 

 
 
ご希望の方は、研究室名、お名前、連絡先、必要部数をご記入の上、事務担当までご連絡ください。
     
附属産学・地域連携センター 知的財産管理室 
Tel:011-611-2111(内線 2107,2108)                   
E-mail:chizai @ sapmed.ac.jp    
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