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知的財産教育全体解説
 
取組の目的・年度目標
 
 
(1) 全体
 
 本事業では、知財リテラシーに精通した医学研究者の育成の目指し 、本学の大学院生をはじめとする医学研究者や地域医療従事者を対象に、知的財産教育を行っております。
 受講者のニーズや意欲、おかれている研究環境に応じた下記の5つのコース別知財教育を設定し、知財教育の効果を高めま す。 講義内容については、バイオ分野に精通した弁理士など学外の関係者へ講師依頼や意見聴取などを行い、より実践的かつ最先端な内容とし、将来の研究活動に効果的に生かせるカリキュラム となっております。
 
 本取組の検討や、実施にあたっては、学長直属の特別組織(札幌医科大学知的財産教育特別委員会:SITE)の立ち上げ 、他大学教員や地域医療機関関係者など外部との意見交換を行うなどして、取組の実効性を高め、内容の充実化を図っております。
 
 「医学研究者・地域医療従事者支援型知財教育」は、研究成果の技術移転を見据えた医学研究の促進、地域での研究促進、ひいては地域医療体制の安定化に貢献に つながる教育を目指しております。
 
 【医学研究者・地域医療従事者支援型知財教育 コース】 (詳細
 

コース

到達目標

コース1(学部学生への知財入門教育) 知財への関心喚起に重点を置いた入門コース
コース2(大学院生への知財基礎教育) 研究者として最低限必要な知財知識を供与するコース
コース3(大学院生への知財体系教育) 専門的・実践的・体系的な知財知識を供与するコース
コース4(大学院生への知財遠隔教育)  (注1)
コース5(知財遠隔リカレント教育)  (注1)
 ※(注1):コース4・コース5では、コース1からコース3までの内容を基として、受講対象者別に、e-Learningによる知財教育を設定しております。(コース4:地域医療に従事する大学院生対象/コース5:卒業生など地域医療に従事する社会人対象)
 
(2) 年度目標(平成20年度)
 
 本年度は、補助事業の最終年度に当たることから、前年度までの実施を踏まえて、上記のコース別教育の充実化に取り組みます。大学院生を対象とした基礎講座や応用講座については、実践的かつ最先端な講義内容とするため、医療技術の実用化や開発に精通した実務者や専門家などの外部講師を招いて行うとともに、遠隔教育については、受講者の意見聴取を踏まえながら、内容の充実を図ります。また、シンポジウム等を開催し、本取組の取組経過、今後の展開などについて、学内外へ情報発信し、多様な意見を集約するとともに、医学研究における知的財産の重要性について、理解を広げていくことにより、学内外の知財教育受講者の拡大などにつなげます。
※前年度までの年度目標(調書より抜粋)
  ・ 平成17年度(工事中)
  ・ 平成18年度(工事中)
  ・ 平成19年度(工事中)
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