Since: [1997.04.20] Updated: [2000.06.08]


北海道分子生物学研究会(HAMB)の紹介





会長挨拶 札幌医科大学・医学部 加納 英雄

 北海道分子生物学研究回会(HAMB)の4代目会長をお引き受けすることになりました。HAMBは中央の学会と直接の関係を持たないため、幅広い分野からの会員から成り立ち、他に見られない研究交流の場を提供してきました。一方会の運営実務は手造りで行われており、初代会長藤永先生、2代目会長大塚先生、3代目会長飯塚先生と、それぞれの事務局のご努力に頭が下がる思いです。札幌医大は北大キャンパスと離れており、会の運営上北大の諸先生のご協力が不可欠です。よろしくお願いします。
 ポストゲノムの時代に入りましても、分子生物学は生命科学の共通の基盤として、その重要性と普遍性は不変と考えております。HAMB独自の活動として、例会補助のほか、特に「分子生物学シンポジウム」の開催と会報発行が挙げられます。これらを重点として、会則にきめられた2年間の任期中HAMBの発展のため努力して参ります。本事務局の開設運営に当たり、別表にありますように、2年間の約束で、本学の3人の新進気鋭の教授(黒木由夫教授(第1生化学)、佐藤昇志教授(第1病理学)、時野隆志教授(がん研分子生物学))に役割分担をお願いしたほか、当教室の坂根郁夫講師にHAMBホームページの構築、管理を任せております。皆様のご支援をお願いします。

前会長挨拶 北海道大学・農学部 飯塚 敏彦

第二代会長挨拶 北海道大学・薬学部 大塚 栄子

初代会長挨拶   札幌医科大学 藤永 名誉教授



HAMBの活動

 北海道分子生物学研究会は,1980年12月北大理・医・薬・農・獣医・各学部・札大・旭川医大・帯広畜大・北海道教育大などからの100名を越える各研究者によって発足しました.1996年現在会員数も335名余りとなり,北海道地域においての本研究会研究者相互の交流と討論を深め学際的連携を目指したいという当初の目的に近づき,核酸やタンパク質の分子生物学研究を行っている人々のみならず,生化学一般,微生物学,生理学,細胞学,免疫学,病理学などいろいろな分野で研究されている方々が多数会員として参加されています.

 本研究会では,「例会」として分子生物学関連の講演会を主催,もしくは他の団体と共催で随時開催するほか,北海道地区の若手研究者に研究成果を発表していただく「分子生物学交流会」および,全国から研究者を招いて最先端の研究成果を紹介していただく「分子生物学シンポジウム」をそれぞれ開催しています.また,「会報」を発行してシンポジウム等の行事をお知らせする他,会員の研究室の紹介,海外でのミーティングや留学体験のレポートを掲載しています.

 これまで,例会については文書により,また交流会とシンポジウムについては会報で会員の方々にお知らせしてきましたが,昨年度からはe-mail(例会)とホームページ(交流会,シンポジウム)による連絡を併用しています.今後は会報を含めて本研究会からの連絡の“電子化”をさらに進める方向で検討しています.



HAMBの組織

 北海道分子生物学研究会には会則により会長1名と幹事若干名,および会計監事2名の役員がおかれています.年に数回の幹事会を行って本研究会の運営方針等を審議しています.また,会長の下に事務局をおいて本研究会の実務を行っています.


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