この治験は、ラクナ梗塞を除く脳梗塞の患者さんを対象として、治験薬の安全性と有効性を確認することを目的としています。
脳に行く血管が何らかの原因で、血液の流れが悪くなり、脳組織が壊死する病気です。脳梗塞の部位によって、手足のマヒ、失語症などの神経症状があらわれ、重症のものでは意識障害や死に至る場合もあります。
原因によって主に3つに分類されます。
最新の治療でも、後遺症として失語症、運動マヒなどの神経症状が残ってしまうことが多くみられます。
また介護保険における最重度の要介護5(寝たきりの状態)の原因疾患の第1位は脳卒中です。
後遺症を軽減させることは、患者本人およびご家族の負担を軽減させるために重要と考えられます。
治験に参加されたい方は、はじめに主治医と相談して下さい。適格性があると判断された場合には、参加希望者は主治医に当方へご連絡いただくようお願いして下さい。
詳細な適格基準に合わない方など、ご参加いただけない場合がありますのでご了承ください。