札幌医科大学医学部放射線診断学

教室のご案内

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教授よりご挨拶

2011年から放射線診断学を担当している畠中です。
臨床医学のインフラストラクチャーである放射線診断学の充実を通じて、臨床医学の向上に貢献することが教室の使命です。その実現のため、放射線診断医の育成にも力を注いでいます。

放射線診断学の需要増加

診断学では、単純X線写真・エコー・CT・MRI・核医学・IVRといった医学に関する画像を扱います(「診断学とは」をご覧下さい)。画像診断の需要が著しく増加してきたため、札幌医大では2011年に放射線診断学が設立されました。因みに、2015年4月19日の時点で、全国の放射線診断専門医数は5118名、放射線治療専門医数は1032名です。放射線診断分野の需要増が理解頂けると思います。残念ながら北海道は診断医が極端に少なく、需要に追い付いていません。

臨床医学の向上には診断医が必要

放射線診断学は画像を通じて全診療科と関わる言わば「臨床医学のインフラストラクチャー」です。正確な画像診断は、早期発見・早期治療・適切な治療方針の選択に役立ちます。放射線診断学を充実させることは臨床医学のレベルアップに直結します。医学部を受験した時の初心に帰って、北海道を取り巻く医療環境の中で自分がどう貢献できるのか、じっくり考えてみてください。

画像に親しんで

毎週水曜16:00から病院地下1階のMRI読影室で症例カンファレンスを行っています。
勉強しに来ている学生もいますので、学生も研修医も気軽に参加して、まずは画像に親しんでください。
2016年度からは、研修医・学生用の読影端末を設置し、国家試験に出題されるような代表的疾患や、当直に役立つ疾患の画像をみられるようになります。クリクラや自習で使用できますので、役立ててください。


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