教授挨拶

ご挨拶

教授 高野賢一の近況写真
札幌医科大学耳鼻咽喉科のホームページにお越しいただきありがとうございます。

私たち耳鼻咽喉科医は、いわゆる五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)のうち4つを扱う感覚器のスペシャリストであり、平衡感覚や発声・嚥下も専門とする、まさに人々のQOL(Quality of Life:生活の質)の番人といえます。得意とする疾患も、先天性疾患、悪性疾患、アレルギー疾患、神経疾患、感染症など慢性・急性問わず多岐にわたります。そのため耳鼻咽喉科医には、内科系・外科系両者の高度な知識と技術が求められ、私たちもそれに応えられるよう日々研鑽しています。
札幌医科大学医学部耳鼻咽喉科学教室 教授 高野賢一
近年、医療は細分化され、専門性が高められることで大きく進歩してきました。しかし、本学の精神でもある地域医療に貢献するためにも、総合的に患者さんを診ることができる耳鼻咽喉科医が社会のニーズとなっています。高層建築物ほど基礎が重要であるように、私たちは幅広い耳鼻咽喉科領域の総合診療力を土台とし、その上に高い専門性を築き上げてきました。その結果として、最新かつ最善の耳鼻咽喉科医療を道民の皆様に提供することができているという自負があります。

当教室は、まさに大学理念である“進取の精神と自由闊達な気風”に溢れ、常に高いレベルを目指して臨床・研究に取り組みながら、次代の医師を育成しています。そのために、われわれの教室は5つの“S”を掲げています。それは、Smart(賢く)、Speedy(迅速に)、Smile(笑顔で)、Spirited(活気にあふれ)、Satisfied(患者さんにも自分たちにも満足を)です。これからも道民の皆様の期待に応えるべく、教室員一同、より一層邁進してまいります。
札幌医科大学耳鼻咽喉科
教授 高野賢一