本取組は、北海道の広大な地域医療に責務を負う公立札幌医科大学が私立北海道医療大学とともに、過疎地に住む住民の抱く医療に対する不安や、将来過疎地 医療に直接関与する医療関連学部学生の不安に対応するために、科学技術コミュニケーションを導入したカリキュラムを確立しようとするものです。
「医療コミュ二ケ−ションプログラム」を学生の医療教育カリキュラムに導入するとともに、実践の場として、「メディカルカフェ・北海道」を設置し、学生 に双方向型・対話型コミュニケーションの意義、重要性を認識させ、コミュニケーション能力の向上を図るとともに、中学・高校生、地域住民の医学・医療リテ ラシーの向上および正確な医療情報の普及を推進することによって、地域医療の発展に資するプログラムであり、高く評価されます。 本取組を通して、医療教育における双方向性コミュニケーションのカリキュラムの確立に資するとともに、「メディカルカフェ」の実践によって、地域との交流や地域医療への貢献が期待されます。
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