孫 敏(そん みん)さん(内科学第2講座)
 孫さんは、中国の東北部・黒竜江省のチチハル市出身で、ハルビン医科大学を卒業されました。
大学卒業後は、ハルビンにある黒竜江病院で内科(老年科・循環器・腎臓)の副教授として勤務されていました。
 総務省と(財)自治体国際化協会が実施する「自治体職員協力交流事業」で今年5月に来日し、約1か月の日本語研修の後、札幌医科大学での研修を行っています。

☆孫 敏(そん みん)さんへのインタビュー

1Q:内科学第2講座での研修はいかがですか。
A:心臓カテーテル、心臓エコーについて付属病院での診療を見学をしたり、透析の勉強をしています。心臓について、多くの知識を身につけることができたのが、研修の最も大きな成果だと思います。
 札幌医科大学附属病院の技術はたいへん進んでいますし、先生達は親切で、とても真面目です。
 島本教授を初め、たくさんの先生達が様々な知識を教えてくれます。

2Q:日常生活はどうですか。
A:札幌は季節がはっきりしていて、とても心地よい気候です。
 新鮮な農作物、特に果物が豊富で、食べ物はとてもおいしいです。こちらに来て、特に気に入っているのはみそラーメン、さしみ、石狩鍋などです。
 道内では小樽、洞爺湖を訪ねました。また、東京や京都へ旅行し、日本の伝統的な文化に触れたことも、たいへん貴重な経験になりました。

3Q:今回の研修の感想や今後の抱負など。
A:札幌医科大学の先生達の技術は進んでいますし、附属病院の環境は良いです。また、先生達が互いに助け合う雰囲気が素晴らしいと感じました。
 帰国後は、今回の研修の経験を生かして、日本と中国の医療交流推進のために力を尽くしていきたいと思っています。
 また、札幌医科大学の先生達にぜひ中国を訪ねていただきたいです。

◇札幌医科大学の研修員
  ・自治体職員協力交流事業  (2008年6月30日〜11月21日)

◇北方医学交流事業
  ・中国医科大学交流研究者受入 (2008年4月19日〜5月3日)

◇国際医学交流セミナー
  ・高雄医学大学医学院副院長講演会 (2008年7月30日)


◇学生研修事業
  ・アルバータ大学語学研修
 (2008年8月3日〜8月24日)

◇国際協力事業
  ・JICA仏語圏アフリカ地域母子保健人材育成研修(2008年9月22日〜10月31日)

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2007.10〜2008.3
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