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道

 

約2ヶ月ぶりのBlog更新となります。

札幌では徐々に寒さも和らぎ,もうそろそろ暖かく(決して「暑く」ではありません。)なってきそうな今日この頃,皆様いかがお過ごしでしょうか。


先日,第9回片寄研究室OB研修会を開催致しました。

お忙しい中にも関わらず,多くのOB・OGの先生方,学部生にご参加頂きました。

また今回は,研究室OGでもある北海道大学の寒川先生に特別講演を開催して頂き,研究や第一線で活躍されているトレーナー活動,今迄の人生で感じた事などについて貴重なお話をお伺いする事ができました。

寒川先生のご講演を是非聴きたいとのことで,JISSの松田直樹先生他多くのゲストの先生方にもご参加頂き,今迄とは少し趣きの異なった会となりました。


ご参加頂きました先生方,学部生の皆様に,この場を借りて心より御礼申し上げます。


今回のBlogは,そんなOB研修会で私が感じた事をつらつらと書かせて頂きます。


寒川先生のご講演の中で,「片寄先生に,5年・10年先のビジョンを持てと言われてましたけど,私は全然持ってなくて。むしろ,行き当たりばったりな感じでした。」とお話される一幕がありました。

その後,片寄先生からは,「寒川はああ言ったけど,全然そんな事はない。彼女はずっと『スキーの仕事がしたい』と言っていた。そういった夢を持つ事はとても大切なことだ。」というコメントを頂きました。


その話を松田先生にもお伺いしたところ,「俺は夢なんて無かったよ(笑)。ただ,一生懸命に仕事をやって,そしたら,今の仕事の話が来たんだ。俺がした事は,『仕事を断らなかった事』だね。アントニオ猪木の『道』って知ってるか?あれだよ,あれ。やってみないとわからないこともある。君が踏み出したその先に道ができるんだ。仕事の話がきたら,ポジティブに考えて,やってみることだね。」とお話してくださいました。


しかし,この話には裏があります。仕事を任される人は,目の前にある仕事に一生懸命取り組み,その取り組みを認めてもらった人であるという事です。


「仕事は選ぶのものではなく,仕事に選ばれるものです。」


後日,松田先生にお礼のメールをした際には,この言葉が返信されてきました。


『夢』を持つ事はとても大切。

しかし,その『夢』を達成するには,今目の前にあることに一生懸命取り組まなければ,先の『道』を切り開くための『仕事(チャンス)』はやってこない。


自分が福岡から札幌にきた『夢』を忘れず,『道』の精神を持ち,『仕事(チャンス)』をつかみ取れるような人間となれるよう,日々精進していこうと思います。


ひとまず,アウトプットを増やします。研究,研究...


D1 本村 遼介



『道』


この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。


危ぶめば道はなし。


踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。


迷わず行けよ。行けばわかるさ。



アントニオ猪木

2013年6月24日月曜日

 
 
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