第59回 北海道Signa User's Meeting報告

日  時  2019年6月15日(土)15:00〜18:00

場  所  札幌医科大学 臨床教育研究棟2F 臨床第一講義室

参加人数  78名(釧路・旭川・函館・帯広サテライト会場を含む)


プログラム


1. 行ったつもりの ITEM & ISMRM 報告
                GE Healthcare MR 営業推進部
                       モダリティスペシャリスト 梅原 一浩 様

2. 教えて近江さん!Part1「Spin Echo法の基礎」
                GE Healthcare MR 営業推進部
                    アプリケーションスペシャリスト 近江 公司 様

3. ちょっと見て!ちょっと聞いて!何コレ?!

4. 教えて近江さん!Part2「FIESTAの基礎」
                GE Healthcare MR 営業推進部
                    アプリケーションスペシャリスト 近江 公司 様

5. シリーズ うちのやり方 〜 FIESTAの使い道 〜
                         札幌医科大学附属病院 櫻井 佑樹 様
                            手稲渓仁会病院 増山  研 様

6. 特別講演
  「Signa甲子園ネタが論文に !? "Black Bone MRI" ができるまで」
                          札幌麻生脳神経外科病院 林 哲司 様

<世話人だより>

 2019年6月15日(土)の北海道Signa User's Meeting.
 今回のメインは特別講演として,「Signa甲子園ネタが論文に!? ができるまで」と題して,札幌麻生脳神経外科病院の林 哲司さんに講演していただきました.実はこの林さんの論文の元になったのは,2016年9月のSigna甲子園予選会の発表で"Bone was born"という演題名で発表されたものでした.しかしあのときは残念ながら林さんのネタは代表に選ばれませんでした.代表には選ばれなかったものの,会場にいた人達の中からは絶賛する方が何人もいました.その後,林さんは北大の藤間先生と論文化に向けて動いていたそうです.そして見事Clinical Radiologyに"Black Bone MRI"で論文化されたのでした.世話人会の中では,これってすばらしいことじゃないか.しかも,予選に通らなかった演題がClinical Radiologyで論文化されるなんて!ということになり,林さんに甲子園予選のこと・通過しなかったときの話・論文化のきっかけ・論文準備の大変さなどをお話ししていただきました.世話人一同,甲子園も大切ですが,それだけじゃないんだということを教えてもらいました.
 他には,「行ったつもりのITEM & ISMRM報告」をGEの梅原さんから,「Spin Echo法の基礎」,「FIESTAの基礎」をGEの近江さんから講演していただき,林さんの論文がFIESTAを使ったものだったので,「FIESTAの使い道」と題してFIESTAが普段現場でどんなことに使われているのかを札幌医大病院の櫻井 佑樹さんと,手稲渓仁会病院の増山 研さんから講演していただきました.

                                              文責:小松 伸好


北海道大学病院の高森さんの司会で第59回HSUMがスタートしました.

まずはGEの梅原さんから,ITEM2019・ISMRM2019の報告をしていただきました.

今回から始まった「教えて近江さん!」のコーナー.
GEの近江さんには初回にも関わらずSpin Echo・FIESTAと2つのシーケンスを解説していただきました.

今回の何コレ?! は札幌白石記念病院の木村さんより,頭部の造影T1強調画像に現れる濃度ムラについてご報告いただきました.

休憩を挟んで,後半戦の前に鈴木よりSigna甲子園2019の告知をさせていただきました.10月5日のUMでは多くの演題をお待ちしております!

シリーズ うちのやり方.今回はFIESTAの使い道と題して2施設からご報告いただきました.一番手は札幌医大の櫻井さんから.

続いて手稲渓仁会病院の増山さんから自施設でのFIESTAの使い道についてご発表いただきました.

本日のメインイベント!札幌麻生脳神経外科病院の林さんにはSigna甲子園で惜しくも予選敗退となりながら論文掲載を成功させた体験談についてご講演いただきました.